ちと手短にしょうもないことを書きます(笑)
たまーに思うことがあるのですが。
渋谷駅 / Norio.NAKAYAMA
昨日山手線から降り立った渋谷駅のホームが、時間帯もあってかもの凄い混雑していました。
先を急いでいたこともあり、早くホームを抜けて改札まで向かいたかったのですが、人がもうぶ厚い壁のようで改札階に降りる階段にさえなかなかたどり着けない。
で、そういう時って頭のなかに浮かんでいることは、
前の人を見ながら、
「もっと早く歩けよ!」
とか、
対面でこちらに向かってくる人に対して
「ふざけんな!ケータイ見ながら歩くなよ!」
とか。
気づけばそんな悪態ばかり。
まー、急いでいる身からすると、邪魔な障害物みたいなものですからねぇ・・・
で、イライライライラしながら、自分のはやる気持ちと周囲の人の歩くペースが合わず、そのせいで体が何度もぶつかったりして、それがさらにイライラを募らせることになり・・・という悪循環。
こういう時の自分の思考パターンって、端的にいえば
「全部周囲のせいにして、そのイラ立ちで頭がいっぱい。そのせいでうまく人が避けられず、結局なかなか前に進まない。」
そんな状態です。厄介なのは、一度怒ってしまうと、その怒りを何かにぶつけたいから、腹を立て続けたくなるんですよね。湧いた怒りを消してしまうのがもったいないというか、消すのが癪に障るというか。で、結局ほとんどの場合、怒りの対象は自分ではなく周囲に対して向かいます。
逆に急いでいない時や心に余裕があるときは、混雑していてもイラついていないので、冷静に目の前が観察できて、
「あー、あそこに隙間がちょっとあるなー。」
とか
「お、向こうから歩いてくる人のペースを考えると、ここが空くはず!」
とか。
人を障害物としたら、どうやって最短のルートで人にぶつからずにこの人の波を抜けられるか!みたいに、ゲームのように楽しくなってきたりすることがあったりします。(幼稚ですいません・笑)
でもこれって、俯瞰してみたら、人生の至るところで起きてますし、人のパターンとしても分類できそう。
◯ 常に周囲のせいにして、イラ立ちをぶつける対象を探し、それで頭がいっぱいになって目の前の障害をなかなか超えられない人。
と、
◯(スマホ見ながら歩いている人のように)周囲が悪い場合もあるけれど、怒っても仕方がないことには意識を割かず、最短ルートを突っ切るためにどうやったら障害を超えていけるかだけに集中している人。
日常生活のあらゆる場面でそう在り続けるのは難しいかも知れません。
だけど出来る限り、後者でいたいと思います。
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