Botを作ると決めて、Evernoteや書籍を見返しては、今までに影響を受け、これからも影響を受け続けたいと思っている言葉を改めて見定め中です。
10年前、自信をなくし自分を見失って迷走していたとき、本屋で岡本太郎さんの言葉を集めた本をたまたま手に取りました。
それまで、芸術は爆発だ!と太陽の塔のイメージしかなかったのですが、店頭で無作為に開いたページの言葉がどれも刺さる刺さる・・・
”自分自身を責めることで慰め、 ごまかしている人が、意外に多いんだよ。 そういうのは甘えだ。惨めな根性だと思うね。”
p72
この言葉に自分の甘えに気づかされ、
”カッコよく生きようとするのは自分自身に甘えているにすぎない。 カッコウにとらわれそうになったら、自分を叩きつぶしてやれ。”
p15
これでさらに逃げ道をふさがれ、
”何かすごい決定的なことをやらなきゃ、なんて思わないで、そんなに力まずに、チッポケなことでもいいから、心の動く方向にまっすぐ行くのだ。失敗してもいいから。 1度失敗したなら、よしもう1度失敗してやるぞ、というぐらいの意気ごみでやることが大切なんだ。 うじうじと考える必要はない。すべてのマイナスをプラスの面でつらぬけば、マイナスだと思っているものがプラスになって転換してくる。”
p71
一歩を踏み出す勇気をもらい、
”みんなから歌がうまいと言われるヤツだって、自分はうまいけど、やはりあの人には劣っていると思っているものだ。そういう人の前で、平気で下手に、明るく歌を歌ってやればきっとうらやましがられる。ひとつ、いい提案をしようか。音痴同士の会を作って、そこで、ふんぞりかえって歌うんだよ。それも、音痴同士がいたわりあって集うんじゃだめ。得意になってさ。しまいには音痴でないものが、頭をさげて音痴同好会に入れてくれといってくるくらい堂々と歌いあげるんだ。”
p33
これにやられました。すごい。
特に最後のフレーズ。
”しまいには音痴でないものが、頭をさげて音痴同好会に入れてくれといってくるくらい堂々と歌いあげるんだ。”
本当にこの言葉がきっかけで踏み出せた一歩が、当時ありました。
10年ぶりに思い出せてよかった。特に最後の言葉はこれからも自分に染み込ませたい言葉の一つ。ということでBot入り決定(笑)
(今回の記事タイトルですが、この本の冒頭のサブタイトルから。有名な本なので、持たれている方たくさんいらっしゃるでしょうが、どのページにも金言があふれる良書です。他にも紹介したい言葉が山ほど・・・)
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