本日Facebookで奥田浩美さんが書かれていた例え話がめちゃ分かりやすく、かつ面白かったので、ご本人に許可をいただき、ここにご紹介します。
(ご存知の方多いと思いますが、奥田浩美さんは、長年IT系の数々の大規模イベントの事務局統括や、スタートアップの支援などをされている方。ご本人曰く色んなチャンスを人に繋いできたそうです。直近ではFinderというメディアを立ち上げた一人。ご本人の人となりは下記TechWaveの記事がオススメデス。)
株式会社ウィズグループ 代表 奥田浩美のブログ
「この瞬間にもチャンスは何万粒も降ってきている」ウィズグループ・奥田浩美インタビュー【本田】 : TechWave
出口の真っ正直インタビュー 奥田浩美(おくだ ひろみ) 編 | ライフネット生命保険
とあるイベントで奥田さんが基調講演をされたあと、懇親会にて出席者の一人から次の質問を受けたそうです。
Q: どこに自分のチャンスがあるかわからないんです。あと自分にチャンスがくるのかもわからない。チャンスに沢山会える方法ってありますか?
それに対しての奥田さんのお返事がこちら。
(ちょうど懇親会のお寿司の盛皿が目の前にあったので)
A:
『チャンスのほとんどは人を介してやってくる』これは私もそう感じているし、多くの人がそう言っています。だからチャンスを得るときは必ず人との関係性を意識する。
どうやったら人を介してチャンスがやってくるか。
まずは人のチャンスを見つける訓練をする。人のチャンスや適性はとても見つけやすい。
たとえばこのお皿の上のタマゴがMさんの好きなネタ(チャンス)と思ったら、それを必ずその人に渡してあげる。
カッパ巻がTさんのチャンスと知ったらTさんに勧めてあげる。このお寿司はだれだれさんの好物(チャンス)ということをどんどんやっていれば、なぜかチャンスのネタがどんどんお皿に追加される速度が早くなって、自分の好物のマグロが載ったときに瞬時に誰かが『奥田さん、マグロきましたよ!』と言ってくれる。
たぶん、10貫くらい人に勧めているうちにかならず自分のネタ(寿司だけにw)がくるはずです。そうするといつの間にか自分の周りにネタの教え合いをする人がどんどん増えてきて、さらに(皿に?)チャンスが増えてくる。ネタ(チャンス)はちゃんと食べてくれる人のところにやってくるから。
(←まさに説明している現場・笑)
この回転ずし理論、非常に分かりやすい(笑)
自分の周りでチャンスをがんがん引き寄せている人やコミュニティってまさにこんな感じ。ということで、備忘録も兼ねて共有します。
(ステップ毎の解説つけようかと一瞬考えたのですが、野暮なのでやめておきます。もうこの例え話だけで分かりますよね。)
ちなみに、学生の方とかで目上の人に対して「自分にできることなんてない・・・」と及び腰になる人に結構会いますが、そんなことはない。
社会人の方々には言わずもがなですからここでは説明はしませんが、比較優位という考え方がありまして。
「比較優位」の考え方では、すべての面で能力に劣る人でも仕事に貢献できる | BPnetビズカレッジ | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
要は誰にだって絶対に何かしら出来ることはあるはずなんですよね。相手が何をしたい人なのかをきちんと理解しようと努め、人付き合いに必要な最低限の礼儀さえわきまえていれば。
ってことで、いっちょネタ回しますか!
奥田さん、良い例え話ありがとうございました。大変美味なネタでした。ごっつあんです!
P.S.
奥田さんが最近共同で立ち上げたFinderという地方活性のメディアも、やはりネタを渡す営みですな、ということに今気づきました。私も地元が淡路島という文字通り離島なので、何かお手伝いできることあればいいな。
finder | 離れた地域に住む人のエネルギーを交換する「プロジェクト&メディア」サイト
@kaji321さんをフォロー