Clown Thinker / cogdogblog
ほんとにちょっとした話です。
先日あるイベントのお手伝いをしてきました。
そのときにほぉーっと感心したことがあります。
イベントのお手伝いと言っても、私の割り当てられた業務は、来場者に対するある事柄の問い合わせ窓口。
特殊なことがあるとすれば、自ら会場内を練り歩き、来場者になるべく問い合わせを気軽にしてもらうように、場を楽しませるピエロみたいな役回りだということ。
まー、適当にやろうと思って、同じチームのメンバー達と、開場直前まで馬鹿話に興じていました。
そのとき、メンバーの一人がくだらないことを言いつつ、次の瞬間ふっと真顔になって、
「で、目標値はどこに置きましょっか」
と全員に向かって、言ったのです。
「へ?」
みんな、彼の発言を理解しきれず、一瞬ぽかーんとしていたところ、彼が続けて、
「一人何件の問い合わせを受ける目標にします?」
と聞いてきたのです。
彼の言わんとしていることはこうです。
– やるならとことん真剣に楽しんでやろう。それには目標値あったほうがいい(メンバー同士で競争にもなるし)。
– 目標値をどれぐらいにするかによって、ピエロとしてどこまで何をやるべきかも自ずと決まってくる。
確かに!と思わず膝を打ちました。
仕事においても、目標が曖昧、もしくは定まってないことって、意外とあります。
仕事以外になるとなおさら。
常に今やっていることの目標は何か、を意識することで、時間の密度が段違いになります。
ちょっとした話だけど、どういう時だって目的意識って大事だよな、と勉強になりました。
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