2013年を振り返る。

December 31, 2006: The End!
December 31, 2006: The End! / Matt McGee


2013年も終わりますね。大晦日も、もう大詰め(書いている時点)。

今年を振り返ってみれば、単純計算で50万字ほどブログの記事を書いた計算になります。新書で5冊分ぐらい。プロの物書きの方に比べれば全然たいした文量ではないと思いますが、自分にとっては非常に大きな数字です。

その中で、TechWaveに寄稿させて頂いたMIT 石井教授の記事と、起業家である古賀洋吉さんのツイートをNAVERまとめでまとめたものを加えれば、いいね!が1,000を超えた記事が4つありました。

思わず誰かに言いたくなるような笑えるネタがあるわけでもなく、世間を賑わす社会問題に鋭く切り込む分析などを売りにしているわけでもない、こんな内省的なブログに今年一年とても多くの方がお越しくださいましたこと、本当に感謝致します。




自分にとって、2013年は自分の内面をひたすら作り替えていった1年だったように感じます。

ブログでは書いていないことも色々とやってはいるのですが(笑)、その中でも当ブログを通して自分の思考、感情を毎日深堀りしながら、日々活動したことは、年初に想定していたレベルを遥かに超える変化を自分にもたらしてくれました。

このへんはまたどこかでまとめたいと思いますが、いずれにしても2014年は内面の変化を外部での成果に繋げていく年にしたいと思っています。

せっかくの年の瀬なので、ブログに関係する反省していることと良かったことを。まずは反省していることから。

◯本が読めなかった。
2013年はアウトプットに思いっきり時間をシフトしたため、読書量がガクンと落ちてしまいました。2年程前まではBookscanの毎月50冊の枠を使い切るぐらい本を読んでいたのですが、今は月1冊前後・・・ いくらなんでも少なすぎます。もちろんアウトプットを前提としないインプットには意味はないと考えていますが、ブログだけでなくFacebookやTwitterでのアウトプットも絡めることで、また読書量を増やしていこうと思います。

◯更新ペースが12月に落ちた。
基本的に毎日更新を心掛けているのですが、12月は全平日(クリスマスを除く)に忘年会が入るという例年にはない事態になってしまい、1年続けたペースが落ちてしまいました・・・それでもPVが落ちなかったのが継続してきた良さではあるのですが、それとこれとは別の話。1月も既に全平日の半分は新年会という名の下に予定が埋まってしまったのですが、12月の反省をきちんと反映できればと思います。

良かったこと。

◯カジケンブログを知っている人が増えてきた。
初めて会う方に、「お、カジケンブログ知って or 読んでますよ!」と言って頂く機会が、特に今年の後半は増えてきました。とはいえ、知らない人が大半ですけどね(笑)当ブログはある意味では自分の分身ですから、それを部分的とはいえ知っている人が増えるというのは、今の時代の醍醐味としてとてもワクワクします。

◯素晴らしい出会いがあった。
何を求めるかによるでしょうが、私にとってソーシャルメディアは一歩前へと自分を駆り立てる刺激をくれる非常に大事なツールです。

特のFacebookはリア充投稿で息が詰まるという意見もありますが、一般論としてのそういった心情を理解しつつも、私は自分が刺激を受ける投稿はスーパーWelcomeです。

嫉妬を感じたら、しめた!と思おう。 | カジケンブログ


そういった意味で2013年はFacebookだけでも200人以上の素晴らしい出会いがありました(面識のない方とは繋がらないポリシーなので、新しくお会いした方々)。

特に2013年は古くからの友人も含めて、大きなことを成し遂げたり、今までの殻を思いっきり破る人が続出していて本当に刺激を受けます。

自分の周囲にいる人の多くが、新しいことにチャレンジし、ガンガン成長し、世の中を少しでも良くしていったり、面白くしていこうとしている。それが毎日伝わってくるので、一日たりとも気が抜けません。またそういった人とたくさん繋がれた一年だったことをとても嬉しく思います。

最後にありがちではありますが、年間のカジケンブログPVトップ10の記事をまとめておきます。

もがく人がランクインしているのが嬉しいです。また、先日のサザエbotが3位に来ているのも凄いですな(笑)

あと2年前の記事にも関わらず、いまだにTop 10に入ってくる当ブログ最初の記事「今、日本で起きていることの傾向と対策。」は、出来る限り本質的で時の経過で価値が左右されない記事を書きたいと思っている自分にとっては、とてもありがたいことだと感じています。

No. 1
多くの人が陥ってしまう狂気の沙汰とは? | カジケンブログ

No. 2
インプットでいくら感動してもその人は輝かない。 | カジケンブログ

No. 3
サザエbotに酔いしれる。 | カジケンブログ

No. 4
あの羨望と嫉妬と尊敬と悔しさが入り混じった感情に名前をつけたい。 | カジケンブログ

No. 5
もがく人。 | カジケンブログ

No. 6
イーロン・マスクが語る、失敗する恐怖にどう対応するか? | カジケンブログ

No. 7
ケツは自分でひっぱたく。 | カジケンブログ

No. 8
今、日本で起きていることの傾向と対策。 | カジケンブログ

No. 9
他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ。 | カジケンブログ

No. 10
「田舎化」する世界。 | カジケンブログ

◯別サイトで書いた、まとめたもの。
自分が死んだとき何を残したいですか?:MIT 石井裕教授 「未来記憶」【梶原健司】 : TechWave

古賀洋吉さんが熱く語る「自分のビジョンを持つこと」について。 – NAVER まとめ


ということで、2013年、カジケンブログを読んで頂いて本当にありがとうございました。こうやって読んでもらっていることで、もっと良い記事を書こうという気持ちに繋がり、そのことが自分を変化・成長させてくれている。そのことを痛感した1年でした。

2014年はその成果を少しでも大きくしていこうと考えています。みなさまにとっても素晴らしい年となりますように。どうか来年もよろしくお願いします!




そっくりそのまま受けとめる。

Free Hugs
Free Hugs / mhauri


以前心に刺さり、機会があれば読み返す記事を紹介します。

永瀬清子のエッセイ2編より:小鳥ピヨピヨ

これで紹介されている永瀬清子さんという、昭和の時代に活躍された詩人の方の「八歳の」という短いエッセイです。

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2014年に想いを馳せるときに頭に置いておきたい5つの言葉。

金曜日が仕事納めで、今はのんびりしている人も多いと思います。

2013年はどんな年でしたか?

素晴らしい年だった人もいれば、苦難の年だった人もいるでしょう。

いずれにしても今は英気を養い、2014年をフルスロットルでスタートさせたいものです。

Mashableが、ちょうどステキな言葉を紹介していたので、一部を超訳っぽく(という名の言い訳)ご紹介します。年末年始をじっくりと使って2014年をどんな年にしていきたいのか、思いを巡らせる一助になれば幸いです。

10 Quotes That Will Inspire You to Have the Best Year Ever

 

If it scares you, it might be a good thing to try.

Seth Godin

ビビっちゃうようなことなら、それはチャレンジすべきって合図じゃないかな。

セス・ゴーディン

There is no passion to be found playing small in settling for a life that is less than you are capable of living.

Nelson Mandela

自分の力を限界まで出さずにちいさくまとまって人生を楽しむ。そこには情熱は生まれないよ。

ネルソン・マンデラ

A mind that is stretched by new experiences can never go back to its old dimensions.

Oliver Wendell Holmes, Jr.

新しい経験をすることで大きくなったココロは決して元の次元に戻ることはない。

オリバー・ウェンデル・ホームズ・ジュニア
(アメリカ合衆国の法律家。連邦最高裁判所判事。)

You have to fight through some bad days to earn the best days of your life.

最高の日々を過ごすには、しばらくは辛い日々を戦い抜かなければいけない。

 

The future depends on what you do today.

Mahatma Gandhi

未来は今日何をするかで決まる。

マハトマ・ガンジー

(他の言葉も良いのでぜひ↓)
10 Quotes That Will Inspire You to Have the Best Year Ever

カジケンは頑張るあなたを勝手ながら応援しています!(マジで)

私も負けてられません。がんばるぞー。

それでは、良いお年を!

(と言いながら、年末年始も更新しますが・笑)




本当に大事なことは言葉で伝わるのか?

昨日は、伝わる文章の共通点について書いてみました。

伝わる文章に必ずある3つの要素。 | カジケンブログ

そんな昨日の記事とおもいっきり矛盾するようですが、人生をより良く生きるために、本当に大事なことは言葉ではきっと伝わらない。

実は、私はそう思っています(苦笑)

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伝わる文章に必ずある3つの要素。

自分の文章は決して上手なものではないのですが、なるべく意図が伝わる、分かりやすい文章を書きたいと常に考えています。

思ったことをそのまま書き連ねる日記のような形も嫌いではないのですが、やはり毎日のように読んでもらおうと思ったら、独りよがりになるのではなく、出来る限り言いたいことがきちんと他者に伝わる、読みやすいものを残したいと思っています。

以前こんな記事を書いたこともありますが、

良い文章とは? | カジケンブログ

今日は別の切り口で、ブログを書く上で意識していることを、備忘録的にさらっと書き残しておきます。

と言っても、おそらく常識以前の話なので、文章を嗜む方は全く参考にはならないと思いますのでご容赦のほどを(笑)
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いのちがけでほしいもの。

クリスマスですねー(正確には今書いている時点ではイヴ・笑)。

子供だけでなく大人も、プレゼント交換とか自分へのご褒美的に何か買ったりしている人も多いでしょうね。

Gift
Gift / asenat29


そんなプレゼントが行き交うクリスマスに関連して、相田みつをの有名な言葉を一つ。

「ある日自分へ」

おまえさんな

いま一体何が

一番欲しい

あれもこれもじゃ

だめだよ

いのちがけで

ほしいものを

ただ一ツに的を

しぼって

言ってみな

みつを


ぐはぁ・・・ 相田先生さすがやわ。

マジメな話、有限の時間と資源の中で生きている以上、人はみな必ず優先順位をつけながら生きていかなければなりません。

「いのちがけ」っていうと、自分の命を「賭ける」、すなわち危険にさらしてまで、って考えてしまいがちですが、本来は「いのちがけ」って言葉は決しておおげさなものではなく、誰もが持っているべきもののはず。

だって、有限である自分の命の中で一番優先するものとは、すなわち自分自身の命を「懸けて」いるのと同義ですから。

だからこそ、常に意識しておきたいものです。

いのちがけでほしいものは何ですか?

そんなことを考えてみる日があっても良いと思います。






気づいたら情報に埋もれている状況を脱しよう。

今日はめっちゃ当たり前のことを備忘録的に。

改めて言うまでもありませんが、世の中情報に溢れています。

日本にいれば、古今東西の書籍(古典からビジネス書まで)、テレビ・新聞などのマスメディア、Facebook、Twitter、ブログなどのソーシャルメディアまで、もうとんでもない情報量に日々接しています。

でもふと冷静になって、これらの情報の中で自分が本当に必要としているものが、果たしてどれぐらいあるのか?と考えてみると、もうほとんどNice to have(あればあったらでいいけど、絶対必要ではないもの)ばかり。
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人生における許容可能リスクは?

別に運用できる資産があるわけではありませんが(笑)、投資や資産運用の考え方は人生にも応用できるなぁ、と最近よく思います。

先日読んだブログの一つに、資産運用の基本が簡潔に書かれていました。

「残念な人」のお金との付き合い方 ?:投資十八番

資産運用理論の基本は、まず許容可能リスクを決めてから、そのリスクの範囲内で期待リターンを最大化することです。


資産運用における許容可能リスクを、一般的な生活で言い換えるなら、自分が最低限許容できる生活レベルになると思います。
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サザエbotに酔いしれる。

あまりにここ数日、「サザエbotのオフ会」についてTwitterやFacebookで凄かった凄かったという人が続出していて、あまのじゃくな自分としては、絶対見るものかと思っていたのですが、昨日佐々木俊尚さんがつぶやくに至って、ついに見てしまった。


確かにこれは凄い。 上記オフ会のレポートも凄かったのですが、何より普段のつぶやきが深いんですよね。いやー、面白いわ、この人(笑)
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才能がなくても突き抜けるためには。

当たり前のことですが、抜きん出た成果を出すためには、当然「何か」が抜きん出ている必要があります。

運の要素は当然ありますが、継続的に結果を出そうと思うと運の力には頼れません。

ちなみに昔書きましたが、偏差値75というのは、上位1%の人のことを指します。日本の大学で言えば、トップ中のトップ校に入れる成績ですね。

自分の中で偏差値75に入れるものは? | カジケンブログ


もう少しレベルを下げて、ベタな話ですがサラリーマンでトップクラスの給与水準である年収1,000万円以上の人は日本人のだいたい5%だそうです(男性のみだと5.8%。男女合計3.8%)。
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