モノを集めるほど簡単ではないけれど、身につけたいこと。

たまたま見かけたこの写真とコピーがいいなぁ・・・と思って、記事を書きます(笑)

April 05, 2013 at 02:13PM
April 05, 2013 at 02:13PM / Arya Ziai


言いたいことはこのコピーのまんまなのですが。

写真のイメージから推測されるメッセージは、

”モノを集める(ことにお金や時間を使う)のではなく、
観たことのない景色を観よう。
訪れたことのない場所を訪れよう。
経験したことのない経験をしよう。”

みたいなことだと思います。

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未来に想いを馳せるためにいつも思い返す一つの図。

以前、尊敬する先輩と白熱した議論を交わしていたときに、なぜか

「4次元」

の話になったことがあります(笑)

その時、先輩が書いてくれた4次元を図示したものは、特殊相対性理論のミンコフスキー空間と呼ばれるものを、2次元に分かりやすく書きなおしてくれたものでした。

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むきー!山手線のホームがめちゃくちゃ混雑していたんですよ!

ちと手短にしょうもないことを書きます(笑)

たまーに思うことがあるのですが。

渋谷駅
渋谷駅 / Norio.NAKAYAMA


昨日山手線から降り立った渋谷駅のホームが、時間帯もあってかもの凄い混雑していました。

先を急いでいたこともあり、早くホームを抜けて改札まで向かいたかったのですが、人がもうぶ厚い壁のようで改札階に降りる階段にさえなかなかたどり着けない。

で、そういう時って頭のなかに浮かんでいることは、

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安直な自己啓発的な話と、マッスル的な筋トレ話が分かつもの。

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September 13, 2013 at 09:58PM / Arya Ziai


たまたま見かけた記事なのですが、はてなの匿名ダイアリーで面白い文章がありました。

皆さんに本当に必要なのはライフハックではなく筋肉

みなさん、疑っても結構ですから、

まず今すぐ椅子から立って、

ハーフスクワットで大腿筋を追い込んでください。

ほとんどの内面的な問題、一部の社会制度上の障害すら、
筋肉が解決してくれます。

これを読んで、なぜか瞬間的に思い出したのが、これ。

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【書評】太陽:いとこが新潮新人賞を取ったので読んでみた。

先日告知しましたが、実のいとこが純文学の新人賞の一つである、新潮新人賞をいただきまして。

【祝】いとこが第45回新潮新人賞を受賞しました!! | カジケンブログ

(ちなみに芥川賞のノミネートは文學界、新潮、群像、文藝、すばるの文芸5誌に掲載されたものから多く選ばれているそうです。)

ってことで、読んでみました。

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ちなみに私は小説という類を買って読んだことはこの20年ぐらい記憶にないほど、全く詳しくはありません。あともちろん実のいとこですので、そのへんのバイアスは当然あるという前提でよろしくお願いします。

とはいえ、いきなりですが内容については新潮の編集長がまとめてくれており、それが分かりやすいので、引用します。

「虚構への意志」

◎第45回新潮新人賞が上田岳弘(34歳)「太陽」に決まった。近年の同賞受賞作のなかでも虚構への意志が破格に漲ったものではないか。なにしろ新宿の安ホテルでの大学教授と風俗嬢の出会いから始まる物語は、たちどころにアフリカ中央部へ、パリ十八区の蚤の市へと飛躍し、各地の登場人物たちの運命が絡み合い、太陽の核融合システムや錬金術史が作中に織り込まれ、ついには人類の進化、果ては地球の終焉まで描かれるのだから。誇大妄想的なホラ話? だが、かくも破天荒な作品世界さえ受け容れうることこそが小説の可能性であり、それを新人作家は野蛮に行使してみせたのだ

編集長から|新潮|新潮社




まさに書かれている通りでして、これほど壮大な話を、たった60ページ足らず、文字数にしてわずか4万字ほどで、お話として面白く読ませるとは驚きました。最近の有料メルマガでも、ものによったら一本4万字超えてるものがあるぐらいなのに。

そういえば、この小説を読みながら気づいたのですが、私なんとなく小説って主人公が一人いてその人の視点でその人に読者が感情移入して読み進める、みたいなものを無意識に想定していたのですが(不勉強ですいません・・・)、この作品はかなり構造的で俯瞰的です。

なにせ主要登場人物だけで10人いて、しかもそれぞれの視点で物語が進み(ドンゴ・ディオンム、春日晴臣、トニー・セイジ、高橋塔子、カレン・カーソン、ケーシャブ・ズビン・カリ、トマス・フランクリン、チョウ・ギレン、通り魔、田山ミシェル)、視座は極大は太陽そのものから極小は素粒子、時間軸も、現代からおそらく数百年から数千年先の未来まで。

非常に僭越ではありますが、構造的に人間や社会全体を捉えようとする視点は、自分と感覚が似ていると感じました(笑)

根拠がないわけではなくて、去年このブログを再開したばかりの頃、彼からメッセをもらったとき、

“カジケンブログで気に入った記事は、

わたしたちが生きている2つの世界。 | カジケンブログ

で、ちょうど今書いている小説は、この記事中にある2つの世界の内の「取替えのきく世界」にフィーチャーして書いているんだよね”

って、まさに今回の作品がその時書いていた小説だったようです。

まー、スケール感が違いすぎて、ぶっちゃけ個人的には男として何というか敗北感しか感じないのですが(笑)

それはいいとして。

マクロとミクロの視点を縦横無尽に行き交う本作品ですが、通奏低音のように物語全体に流れているのは、

有限の時間と肉体に縛られるからこその、現代の人間と社会の限界

であり、

しかし有限ではなくなったら、果たして価値とはそもそも何になるのか?

という問いかけであり、

(有限であることに起因する)不平等な世界をどう乗り越えていくべきか?

という彼の問題意識です。

面白いなぁと思ったのは、有限であることで不平等が生まれ、それが(実質的に)無限になれば不平等がなくなるだろうという視点です。作中でもカレン・カーソンが一人目の夫との関係で悩むところで不運について描写されていますが、このあたりまさに最近よく考えることで、

どんなサイコロ使ってる? | カジケンブログ

この記事で大数の法則に触れましたが、不平等の代表格の一つでもある「運」って結局時間を引き伸ばせば関係なくなるんですよね。

以前プロの占い師の方に記事に対する感想を頂いた中で教えてもらったのが、四柱推命の考え方で、

五行のバランスの取れた運のいい命式に生まれても、巡りくる大運や流年、流月の五行によって、バランスは崩れます。10年ごとの大運が60パターンすべてを巡るのに600年かかるので、人間の寿命が600年あれば運は平等になると私の師匠は言ってました。

と仰っていたのと、シンクロするなぁ、と。

ではどうすれば良いか?

作中に答えは、はっきりと明示されてはいません。

が、読むごとにその大きな構造の中で、有限な人生を抱える人間としてどう生きるべきか、そしてそんな人間の集合体である社会はどうあるべきか、自分の考え方や立ち位置を自然と考えてしまう。自分にとっては脳みそを刺激される面白い作品でした。

もしご興味あればぜひご覧になって、感想をTwitterやブログなどでお聞かせください。11月号なのでまだ、店頭にも置いてあるでしょうし、Amazonでも買えるようです。






言葉はあくまで容れ物でしかない。

2年ほど前ですが、プレゼンテーションについての素晴らしい記事がありました。

良い話し手になるための6つのエッセンス / mocchiblog.com

震災の際に「PRAY FOR JAPAN」というサイトを立ちあげ、「すごい時間割」などのアプリを開発するスタートアップ、Labitの創業者である鶴田浩之さんが、IVS(Infinity Ventures Summit)のLaunch Padという自社製品やサービスのプレゼン大会で、若干20歳という史上最年少出場者にも関わらず優勝したときの話をまとめたものです。 続きを読む «言葉はあくまで容れ物でしかない。»

人はそれぞれ違う、というごく当たり前のこと。

ちょっと思うことがあり、ピラティスを本格的に習おうかと考えておりまして、前回の体験レッスンのあと、今度はパーソナルトレーニングでがっつりカウンセリングしてもらいました。

↓前回の体験レッスンのお話はこちら。
ピラティスとブログの共通点。 | カジケンブログ


こういうものの常ではありますが、カウンセリングを受ける中で、

まずは「現状把握」として、体格、骨格、筋肉、柔軟性、動かし方の癖、手脚の長さや左右の違い、などなど多面的に身体の現状を診てもらったのち、

「ゴール」として、最終的にいつまでにどういう自分になっていたいのか、を明確にし、

それと自分の現状とを照らし合わせ、どうすれば最短でそこに到達できるのか、を「計画」していくわけですね。

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自分の生活においてもデザインとデコレーションは当然違う。

色々ありまして、ここ最近自分の生活を一度完全にデザインし直そうという気持ちがとても強くなってきました。

ここでいうデザインとは、装飾をほどこすという表面的な意味ではなく、本来の意味においてです。

そもそも、デザインとデコレーション(装飾)は全く意味が違います。

辞書やWeb上での定義を踏まえての、自分なりの解釈ですが、

デザインとは

「ある目的の元に、全てを関連付け、配置すること。」

デコレーション(装飾)とは

「それ自体が機能を持たず、視覚的美観に訴えるもの。」

装飾 – Wikipedia

です。

デザインとは突き詰めれば、

(目的に合わない)一切の無駄が省かれた、非常に洗練されたもの

になりますが、

一方で、装飾とは、

あってもなくてもどちらでもいいけれど、あれば見栄えが良い、楽しい、人に自慢できる、ようなものです。もっと正確に言うと、あっても困らないが、必要はないもの、です。




しかし、生活においては、気づくとあっという間に、この装飾的な事柄が増えていきます。

特にモノよりも遥かに大事な、自分の時間において、です。

例えば、適当に例を考えてみても、

◯ だらだらとテレビやネットサーフィンをする。
◯ 寝る前に晩酌でビールを飲む。
◯ つきあいの飲み会で断れず遅い時間までいる。
◯ 通勤や客先への移動中などに、スマホで暇つぶしをする。
◯ 見栄で豪華なものを食べたり飲んだりする。

などなど・・・(お前はネットと飲食ばっかりじゃないか!というツッコミはスルーします笑)

人によって何が大事かは違うため、上記はあくまで私の価値観においてであり、誰にとってもこれらが装飾的な要素というつもりは全くありません。

いずれにしても、自分にとって本当に大事なこと、必要なこと以外を、一度ばっさり捨て去ろうと考えています。

less is more
less is more / hooverine


デザインの世界では「Less is more」という考え方が非常に有名です。それをある意味、一般社会でとても多くの人たちに製品を通して表現している存在の一つはAppleだと思います。

有名ですが、創業者のジョブズの言葉が、ポリシーとして分かりやすいかと。


it’s only by saying no that you can concentrate on the things that are really important.

Steve Jobs

本当に大事なことに集中する唯一の方法は、それ以外のものにノーと言うことだ。

スティーブ・ジョブズ

モノについては断捨離という言葉がありますが、自分の時間についても、不要なものはどんどん捨てていって、その過程で

「では、何が自分にとって重要なことなのか」

が、いろいろと見えてくるような気がしています。

この時間は何のために必要なのか?

それを問い直す良い機会にしよう。

人によってはそんなの当たり前のことだと思う方もいらっしゃるとは思いますが、そんな風に考えています。何かの参考になれば幸いです。




小さなことが出来ない人は、大きなことも出来ない。

昔からついつい忘れてしまうことがあります。

それは、

小さなことが出来ない人は、大きなことも出来ない、ということ。

なぜなら、

大きなことは、小さなことの集合体だから。

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5日ぶりに戻ってまいりました。明日より通常運転です。

久しぶりにネット環境に復帰いたしました。

この5日間もそうでしたが、最近とみに感じるのは、

ほんと世界は広いなぁ

ということ。ベタですが(笑)

Grand Canyon: Sunset Near Yaki Point Summer: SR 1560
Grand Canyon: Sunset Near Yaki Point Summer: SR 1560 / Grand Canyon NPS

別に他の国に行くという単純な話しではなく、「地域」という視点以外にも自分が知らない世界(領域)がほんとにたくさんあることに、最近気付かされることが増えてきました。 続きを読む «5日ぶりに戻ってまいりました。明日より通常運転です。»