正月2日目の早朝に、習慣に休日はない、という記事を書いたところ大きな反響を頂きました。
習慣に休日はない。 | カジケンブログ
みなさん、やはり同じようなところを気にされているのだなぁと。
あの記事に共感して頂いた方には当たり前のこととは思いますが、習慣を身につけようとするときについつい忘れちゃうこと、を備忘録として残しておきます。
習慣の目指すべき状態とは。
どんな習慣でもそうですが、(到達できるかどうかは別にして)目指すべき状態というものがあります。
たいがいの場合それは、
意識しなくても(無意識でも)その習慣が実践できる
というのが一つの形だと思います。
習慣は第二の天性って、まさにそういうことですよね。
外国語を習得した人が、会話の際に文法をいちいち気にしていないように。
料理ができる人は、包丁の使い方をいちいち気にしていないように。
ミュージシャンが楽器を弾く時も、スイマーが泳ぐときも、コンサルの人が分析のフレームワークを駆使するときも。
何でもそうですが、要は完全に自分の血肉になっている状態です。
時間を掛けるしかない。
で、そのレベルまで行こうと思った時、大事なことを一つだけ挙げろと言われたら、やはりそれは
(習慣を身につけるのに)膨大な時間を費やすこと
です。
何かを卓越して身につけるのは、1万時間必要とか、どんなことでも毎日10年続ければ突き抜けるとか、結局みんな同じことを言っていて、要は何かを血肉にするには時間が掛かるよってことですよね。
大前研一さんが言っているこれもそう。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
(ちなみに最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだそうです)
で、一日は誰にでも均等に24時間ですから、
何か新しいことを始めるには、何か(の習慣)をやめないといけない。
TV観るとか。
飲み会行くとか。
ネットサーフィンだらだらとか。
完全に止めないまでも、時間や回数を減らさないと時間は生まれない。
この
– 長期間にわたっての累積時間が膨大に掛かる。
– 普段やっていることを何かやめる(or へらす)必要がある。
という2点から目をそらして、なんかうまいやり方ないか?と、ずーっと探しているタイプの人っていますよね。
自分の人生で最も貴重な資源は時間ですから、時間の使い方をどうするかって、めちゃくちゃ大げさな言い方をすると、
自分の生き方を定義することに他ならない。
習慣が身につかない人って、結局のところ今の生き方を(大なり小なり)変える、という自覚がない or あえて気づかないフリをするタイプが多いような気がします。
ダイエットが一時的にうまくいっても、結局リバウンドしてしまうのって、平たく言えば食生活も含めた新しい生活習慣に切り替えられないから、ですもんね。
明るく生きまっしょい。
ふと気づけば、生き方とかどんだけ大きな話になっとるんだと(笑)
いやでも別に眉間にシワよせて、深刻に考える必要はないのかなと。自分の周りの人でどんどん新しいことを始めてそれが身についている人って共通点があって、
みんな楽しそう。
なんでなのかなー?と考えてみたら、あんまし、現時点での自分に執着ないんですよね。変わっていく自分をあっけらかんと楽しんでいる。
そうやって変わっていくのが人生やん?楽しもうよー、みたいな感じですよね。
変わっていく自分を楽しめるようになったら勝ちってことですかね。
ってことで、これからもあまり肩肘張らずに更新を続けていこうと思います。よろしくお願いしまっす!
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