理想のメンターと対話する仕組み。

以前ここで少し書きましたが、Twitter Botを作ってみるつもりです。というかアカウント既に作って、テスト的に動かし始めました。

自分向けにランダムにつぶやくBotを考えていたのですが、まだ記事数が少ないんですよね(130ぐらいになってきましたが)。なぜ作りたいのか、理由については下記の記事をご参照ください。まー、タイトルのままなのですが(笑)

過去の自分と対話する仕組み。 | カジケンブログ

今回はそれとは違って、尊敬する人(故人も含む)のつぶやき、Webでの記事、書籍などから、これは!という心に響いた箇所を、つぶやくBotを自分用につくろうかと思います。(ってか、こんなの自分以外の人には必要ない・笑)

たぶん100〜200ぐらいのつぶやきから、一日数個〜10個ぐらいランダムにつぶやく感じで。

現在そういったものは、Evernoteに片っ端から放り込んでいるのですが、結局そのまま見返さずに眠ってしまっているのがあまりにもったいない。1か月後に振り返るようにリマインダーをセットしたり、色々工夫は重ねて来ましたが、ずぼらな私は続けられず・・・

以前からずっと何とかしたかったのですが、上記記事にも紹介した石井教授のお母さまのBotに触発され、じゃあTwitterでやってみようかと。




自分が食べたもので、自分の体はできているとよく言われます。同じように自分が普段どんな情報を摂取しているかに、自分の思考や価値観は大きく影響を受けます。(もちろん栄養を吸収する仕組みやその質は人によって異なるので、同じものを食べても人によって結果は当然異なりますが、今回はそこには触れません。)

普段よく話す人、Twitterでフォローしている人、よく読むブログや雑誌、新聞、テレビ番組などから、自分が意識せずとも色んな刺激をもらっている。

だから自分の肉体を気遣う人が、普段の食事をきちんと管理するのと同じように、自分の思考を気遣うなら、普段自分が触れる情報源を意識的にデザインする必要があると思います。

そんなのはいやだ!おれは食べたいものだけ食べる!という野生児のごときスタイルもありですし、別にただ普通に生活しているだけでなぜかマッチョみたいな羨ましいタイプの人って一定数いるのですが、少なくとも自分はそういうタイプではありません。

ふーん。でも別に紙にプリントして手帳に貼っておくとか、デスクトップの背景にしておくとかでええやん。なんでTwitter Botなの?




理由は3つありまして。

 

1. 量が多すぎる。

紙1枚とかに収まらないレベルであるのですよ。あと、これからさらに追加していくので、そこも考えておきたい。

 

2. ランダムでない。

ランダムでないと飽きるんですよね。どんなにいい言葉でも、毎日聴いてるとぶっちゃけた話ちょっとウザ・・・いやいや、気持ちが薄れてきます。

もっと大事なことは、自分にとってなぜか気になる言葉や考えがある時です。

今の自分には正直完全に理解できていないもの、だけどこれは(自分にとって)きっと大事なこと、となぜか感じてしまうものが誰でもあると思います。

知恵の輪を解くように、ふとした瞬間に稲妻に打たれたように理解できたり、また自分のその時の状況によって、全然見え方が変わるような万華鏡のような言葉もあったりします。

ふとした瞬間にそういった言葉に出会うためには、ランダムなほうがいいのです。

 

3. プル型だと続かない。

情報化社会と言われ、一個人が触れる日々の情報量はかつてに比べ爆発的に増えました。そういう時代に対応するべくEvernote始め、情報自体を保存する仕組みは非常に発達してきている一方で、溜め込んだ自分の情報をどう活用するか?というと「検索」というプル型しかまだないように思います。(私が知らないだけかもなので、何か良い仕組みあったら教えてください!)

毎日見ようと思うと、検索すらめんどくさい。 だから自分から情報を探しに行くプル型ではなくて、向こうから勝手にやってくるプッシュ型が個人的には嬉しい。というか、そうでないと続かない・・・




イメージとしては、自分が影響を受けたい思想、考え、行動をすべて体現している、自分にとっての理想的なメンターがいて、その人から毎日色んなヒントを投げかけてもらっている、そんな感じですかね。

この記事で石井教授が言っていますが、中原中也、宮澤賢治、ウィンストン・チャーチルなど亡くなられた詩人や哲学者のTwitter BOTをたくさんフォローしていて、どんなつぶやきに対しても、

「なぜ、今、僕はこの瞬間にこの言葉に向き合っているのか、必ず深い理由があるはず」

と考えながら、自分なりの解釈を常にしようとしているそうです。

変化のベクトル、未来のコンパス~MIT石井裕教授インタビュー 前編 | プレタポルテ by 夜間飛行

どんなものにも意味は見いだせるってことですよね。いわんや、自分が大事だ!と感じているものであればなおさら。

ってことで、まとめると自分的に必読!と感じている言葉を再閲覧する手段として、プル型ではなくて、プッシュ型かつランダムに配信する仕組みを作ってみよう!ということです。長いって?(笑)

ってことで、とりあえず運用を始めてみます。また成果については、どこかでご報告しますね。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)