名声なんて幻影だ。

宮崎駿さんが、プロフェッショナル・仕事の流儀にかつて取り上げられていました。

あるサイトでその内容についての概要を見たのですが、『崖の上のポニョ』の出だしに深刻に悩んでいる監督に、取材者から「なぜこれだけ名声を得たのに、そこまで大変な映画作りをいまだに続けるのか?」と問われます。

それに対し監督が答えたのが、

「名声なんて何処にあるんですかね?僕自身とは全然関係ないものですよね。幻影だと思います。(作るのは)それによって自分が存在しているからです。だから今どうであるかが大事なんですよ。かつて何を作ったかなんてどうでもいいことなんです。それはもう終わっちゃったことなんだから。」

 

自分の過去、他者からの評価。そんなものはどうでもよい。

今が全て。

アカデミー賞を受賞する宮崎駿さんのような大きな実績を残している人ですら、過去や他者に振り回されるなと言っているわけです。

いわんや、自分をや。

過去や他者に縛られ、行動が鈍ったり、今この瞬間に集中できない。

そういうことだけは避けねば、と思います。




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