昨日の記事はある特定のセグメントに刺さったようで、転載先のBLOGOSでもピックアップ記事でもないのに支持数が結構あり、私も好きな記事だけに地味に嬉しいです(笑)
良い文章とは? | カジケンブログ
良い文章とは
1.自分にしか書けないことを
2.だれが読んでもわかるように書いた文章
という、これ自体が素晴らしい実例になっている文章をご紹介しました。
その中で昨日の記事では、「1. 自分にしか書けないこと」についての私見を書きましたが、今日は「 2. だれが読んでもわかるように書いた文章」について少しだけ。
だれが読んでもわかるように書いた文章って、こだわり始めるともちろんすごく奥が深いです。
てにをは、みたいな言葉の使い方レベルの話から、メタレベルの論理構成の話まで、こだわればどこまででもこだわれるし、それこそたくさんの解説本が出ています。
きちんとした理論やノウハウはそういった本で学ぶにして、物書きでもない私自身は誰が読んでもわかる文章が書けているとは、とても言いがたいです(笑)ただ、自分の過去と比較して少しはマシになったなぁと感じるようになったのは、
とにかく(文章を)短くできないか?
と常に考え始めてからです。
リアルの私をご存知の方は分かると思いますが、一旦スイッチが入ったときは結構だらだらとノンストップで話し続けます。記事を書く時も結構そんなノリの時が多くて、冗長なことや、話が飛躍していることが多々ある。なので、
この一行そもそもいるかな?
この単語(名詞でも修飾語でも)、絶対に必要かな?
もっと短い言い方に変えられないかな?
と、どんどん削って、短縮して、言い替えていって、もう無理!これ以上は削れないぃぃぃ!と最後に残ったものが、きちんと言いたいことがシンプルに伝わるものになっているかどうかを気にするようにしています。
言いたいポイントが結構自分の中でもあいまいな場合は、このプロセスの内にかなりクリアになるし、文章もシンプルになって分かりやすくなる。
もう一つのパターンは、言いたいことの核が先にある場合。
たとえば、やっぱり愛が大事やん!!!とある日天啓を受けたように思ったとします(たとえばですよ)。
まぁ、この一文である意味言いたいことは全てなのですが、このままだと他の人にはワケが分からないので、
なぜ愛が大事なのか?
誰にとって大事なのか?
もっと大事なことはないのか?
大事だから何なのか?
・・・
自分の頭の中で色んな人の質問を思い浮かべながら、それを説明するのに「どうしても」追加しなければいけない回答を、一つずつ追加していって、これ以上は余計!という時にストップ、みたいな感じです。
こちらもついつい色々追加したくなるのですが、とにかく本当にこの部分必要?って考えながら付け加えていってます。
とはいえ、ブログなんてひたすら書きたいように書けばいいんだ!とか、話すように書けばいい!とか、長めの分析記事のほうがはてブとかでバズりやすい!とか色んな意見がありますし、ぶっちゃけその人に合ったやり方で良いと思います。
あくまで私はこうしている、というのをご紹介しました。何かの参考になれば幸いです。他にもこんなやり方あるよ!みたいなものがあればぜひ教えてください。
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