お腹いっぱいなことに気づかない。

まだ自分の中でもうまく整理できていないのですが、書いてみます。

とても極端なことを言えば、日々の時間は次の3つに大別できます。

1. 現状、何か満たされていないことを感じる。

2. それを満たすための行動を取る。

3. 行動の結果、満たされている。

平たく言えば、欲求を充足するってことが人間の行動の根っこですよね、と。

◯お腹がすいたので食べる、のような身体的なもの。

◯とても楽しかった・嬉しかったので、それを再度 or さらに味わいたい!という快感のリピート。

◯嫌な思いをしたので、そこから逃れたい、という苦痛からの逃避。

◯誰かに嫉妬して頑張る or 足引っ張る、のような自己が相対化されたもの。

◯夢を叶えたい!、のような自らが描く理想の状態とのギャップを縮めようとするもの。

◯周囲の期待や要望に応える、といった他者の意志に従うもの。

・・・

色々とパターンはありますが、結局はさっきの3つに収斂されると思います。

1. 現状、何かに満たされていないことを感じる。

2. それを埋めるための行動を取る。

3. 行動の結果、満たされている。

で、時系列で並べれば、

足りない→(行動して)埋める→足りない→(行動して)埋める→足りない・・・(繰り返し)

(埋まらないことも多々あるので、厳密に言えば、「埋める」ではなく、「埋めようとする」ですね)

ぶっちゃけた話、身も蓋もない表現をすれば、生まれてからこれをずーっと繰り返して死んでいくわけです。

全ての欲求が満たされ続けていたら、そこから一歩も動く必要ないわけですから。

だからなんなんだ?という話ですが(笑)




最近よく思うのは、最初の2つ、

1. 現状、何か満たされていないことを感じる。

2. それを満たすための行動を取る。

って、ほんとにいい加減やなぁ、と。

例えばですが、自分が好きな食べものがあったとして、例えばそれがハンバーグだとしましょう。私がしょっちゅう陥ってしまうパターンは、

-勢い余ってめちゃくちゃ食べ過ぎて苦しむ。

– 食べたい!と朝思ったら、お昼ごろにはその気持ちが薄れていても、食べるって決めたから、と食べてしまう。

– 周りが食べているから自分も食べてしまう。

なんとなく伝わります?(笑)

要は「何のためにこれやってるんだっけ?」みたいなことがよくある。

ハンバーグ食べてる分にはある意味どうでもいいのですが、これって一事が万事でほんと色んな場面で同じことを引き起こしています、自分の場合。

良いとか悪いとかではなくて、自分の行動とその動機について、自分自身がきちんと把握しているかどうか。

そうでないと、本当は心では望んでもいないのに、ワケも分からずただただ振り回されているだけ、みたいなことになりかねません。

実はもうお腹いっぱいだったり、食べたくなくなっているのに、行動としては食べ続けているみたいなことになっとりゃーせんかと。

自戒の記事ですが、もう少し整理できたら、またどこかで書きたいと思います。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)