人生とは自分を見つけることではない。

アイルランド出身の劇作家、バーナード・ショーの言葉が結構好きです。
(マイ・フェア・レディの元ネタであるピグマリオンを書いた人でもあります。)

正確に観察する能力は、それを持っていない人間からは、皮肉と呼ばれる。

(The power of accurate observation is commonly called cynicism by those who have not got it.)

 

私の冗談の言い方は、真実を語ることである。真実はこの世の中でいちばん面白い冗談である。

(My way of joking is to tell the truth. It’s the funniest joke in the world.)

と身も蓋もないジョークというかへらず口なんだけど本質的なことを言っていて、ヒゲもじゃもじゃなところも含めて、自分の恩師に似ていることもあり(笑)

ちなみに一番最初に知った言葉はこれで、

うまいものを食っても、八時間食い続けられるものではない。遊ぶことにしても同じだ。ただ仕事だけは八時間やっても飽きがこない。またやる気がでる。

ほえー、英語でなんて言うんだろ?って調べたら、原文が全然見当たらない・・・(ちなみに名言系ってこういうの多いです。原文は違う人の言葉だったり、そもそも原文がなかったり。)

ちゃんと原文があるもので、同じようにお仕事頑張ろうよ、って話で言えばこれですね。

みじめになる秘訣は、暇なときに自分が幸せかどうかを考えることである。そんな暇があったら仕事したほうがいい。

(The secret of being miserable is to have the leisure to bother about whether you are happy or not. The cure is occupation.)

 

あと、お金では買えない若さの大切さについて。

二十代の頃より10倍金持ちになったという六十代の人間を見つけることは簡単だ。だが、そのうちのだれもが10倍幸せになったとは言わないはずだ

(You can easily find people who are ten times as rich at sixty as they were at twenty; but not one of them will tell you that they are ten times as happy.)

 

無意識に陥ってしまう、誤謬について。

愛国心とは、自分がそこで生まれたという理由で、母国がどんな国にも優っているという思い込みのことである

(Patriotism is your conviction that this country is superior to all other countries because you were born in it.)

 

そして、 一番好きなのがこれ。

人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである。

(Life isn’t about finding yourself. Life is about creating yourself.)

 

1856年生まれのバーナード・ショーの時代から、自分探し的な言葉があったなんて面白いですねー。

自分を創りだす。

それは自分の意志に掛かっているんだよ、というメッセージが感じられて素敵ですな。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)