スピード感の個人差がどんどん際立っていく。

空気読みの跡部さんの記事が、その通りだなぁと感じました。

同じスピード感の人とは仲間になりやすい | 空気読み一人シンクタンク

”異業種だろうが、業界が違っていようが、「スピード感」が同じ人とは物事が自然と前に流れていきます。”

”近くにいることよりも、年齢が近いことよりも・・・体内時計の周波数が同じかどうかのほうがよっぽど大事だなぁ、と最近実感しています。”

”昨夜もとある人の送別会で集まったはずなのに、結果的に意気投合して6人で新しい企みの話となっていました。”

うんうん。ほんとその通り。

ま、私もその同じ場で大盛り上がりしていたのですが(笑)いやー、楽しかった。

 

”スピード感は早いことが必ずしもいいわけではなく、同じテンポであることが重要です。音楽で言うBPM(Beats Per Minute)を合わせるような感じで、同じテンポを持っている人とは気持ち良く前に進めるんですよね。”

そうなんです。他の例えで言うならば、一緒に旅行に行ったとして、せかせかと名所を全部回ろうとする人と、のんびりとその旅行先の空気を感じたい人では、全く噛みあわず、お互い楽しめないような感じですかね。

どちらが良いとか悪いとかじゃなくて、その体内時計の周波数が合ってるかどうかが大事。




ちなみにモバイル化とデジタル化がこれからもっと進んでいくと、このスピード感の個人差がどんどん際立ってくると思います。

ほんの5, 6年前までは、何か一緒に面白いことやろうぜー、とか話をしてても、じゃあ次会う時までに色々考えておいてー、みたいな感じが多かったのが、今ではFacebookやLINEやChatworkでグループたちあげて、みんなが普段どの場所で何をしてようが、関係なくがんがん話ができる。

参考文献これだから読んでおいてー、って話でも、本屋に寄って買うなりAmazonで注文するなりして数日掛かっていたのが、今ではKindleやiPhoneにその場でダウンロードして読み始めたり。

今までは結構物理的な部分(身体とかメディアのパッケージとか)がボトルネックになってスピード感の上限が決まっちゃってたのが、どんどん天井が取っ払われてる感じですよね。

しかもこの流れは今で止まらず、たぶんまだまだ続いていく。

となると、やっぱり個人が持っているスピード感の合う合わないが、これからどんどん重要になってくるんでしょうね。

逆に言うと、この人 or グループの仲間になりたい!と思っても、その相手やグループのスピード感に合わせられないと、ご一緒できないみたいなことも増えてくるかも。

あと、慣れという意味では経験として、超速い世界と、超遅い世界の両方を知っておくっていうのも自分の幅が広がって良いような気がします。

フェラーリでぶっ飛ばす感覚や視野と、同じ道を歩いて見る景色や空気は全く違いますからね。

超速い世界は、例えば仕事という意味では、私が知る限り社長クラスの偉い人はみんな、凄まじいスピード感(要は超せっかち)ですよね。あれを仕事上でまがりなりにもどっぷり経験しているのは自分の財産です。

逆に、仕事以外でああいうスピード感が良いかは、コメントを控えます(笑)

いずれにしても、スピード感があう仲間は本当に大切にしていきたいな、と思います。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)