自分の分身を作る時代になるか?

先日の100年カレンダーですが、国別に解析すると結構色んな国でダウンロードされてました。

アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、スペイン、インド、ベトナム、フィリピン、メキシコ、エジプト・・・

自分が訪れたことがないエジプトでも、あのカレンダーがプリントアウトされたかと思うと、なんだかワクワクしますな!

こういうのを見ると、つくづく面白い時代に生まれてラッキーだなぁ、と心から感じます。

先月いきなり、Skypeでお話しようぜ!と告知したときも、

GW中に話をしてみよう。 | カジケンブログ

わずか数日で、職業は学生、僧侶、エンジニア、経営者、医者、もちろんビジネスパーソンもいましたし、在住の場所も、北海道、名古屋、大阪、福岡と国内だけでなく、ニューヨークやシンガポールなど、地理的、職業的に多岐にわたる人たちからご連絡いただきました。

これらの方々(&カレンダーダウンロードした方々)は、ネットとソーシャルメディアがなかったら絶対に知り合っていなかったはず。(厳密にはパソコン通信がありましたが、当時の限定された層よりも今は遥かに一般層に広がっていて地域的にも多様でしょう)




色んな未来予測がありますし、それぞれに論拠はありますが、私が直感しているのは、これからネット上に自分の分身をつくる時代になるだろうなぁ、ということです。

あなたは隠す派?さらす派? | カジケンブログ

 

じゃあ仮にそうなっていったとして、自分と他者を区別するものは何なのか?

他にもあるでしょうが、まず間違いないのは、自分の価値観や考え方、経験、感情は、私固有のものと呼べるでしょう。

 

私は絵も描けませんし、そういう意味では文章ぐらいしかなかったけれど、自分を表現できるならなんだっていいと思います。

別にメディアについても、なんでもいいんです。私がたまたまブログを選択しているのは、アーカイブができるから。

とはいえ、きっと今から5年、10年、30年と経っていけば、もっと簡単に自己を表現できるサービスなりツールが出てくるでしょう。

ほんとか?じゃあどんなサービスが来るのかって?

 

知りません (´・ω・`)

 

以前、シリコンバレーのカンファレンスに参加したときに、壇上で著名な投資家であるRon ComwayかJohn Doerrのどちらかがはっきりと、

「わし、Google最初に見た時に検索サービスがこんなにブレイクするとか、Facebook見た時にソーシャルメディアがこんなに普及するとか、ぶっちゃけ全く分からんかったわ。」

と言ってたのが本当に象徴的でした。

例えば10年前に戻ったとして、TwitterやFacebookみたいな、一銭のお金にもならないのに、みんながつぶやいたり、情報を共有し合ったりするようなサービスなんて、誰も予想できてなかった。

いわんや、今から10年後に具体的にどんなサービスが出てくるかなんて、正直分かりません。

ただ、確実に言えるのは、

人と人は繋がりたがっている。

オンライン上での情報のやり取りがもっと増えていく。

この2つは間違いないと思います。

ソーシャル疲れ?Facebookの登録者数減ってる?

短期的には揺り戻しはあるでしょうが、長期スパンで見たら流れは変わらないと思います。多分に直感ですが(笑)

現実世界でだって、自分はどんな人間なのか?ということを絶えず色んな場でコミュニケーションしているわけで、それと同じことがデジタル上でも、もっと起きてくる。

だから自分を何かしら表現する術を現実世界と同様に、デジタル上でも習熟しておくのは、これからの時代は加速度的に重要になってくるのではないか、と思います。

きっとそのほうが、面白い人たち、自分に合った人たち、と距離を超えて繋がりやすくどんどんなっていくんじゃないかなぁ、と感じています。

答えが分かるのはもしかしたら10年後かも知れませんが(笑)

まー、気長に行きまっしょい。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)