ぐるぐるまわる。らせんのように。

この世の中の至るところでそうなのですが、「時間」においても繰り返しが多いです。(直接的には、太陽の周りをまわりながら、地球が自転しているのが理由でしょうが)

一日、一週、一ヶ月、四半期、一年。

夜寝て起きたら、また新しい一日が始まる。

四半期で締めたら、また新しい四半期が始まる。

元旦になったら、また新しい一年が始まる。

そういう単位や区切りをみんなのコンセンサスとして持っておくと社会がより円滑に回る。

でもこれはあくまで社会全体で「そういうことにしておこう。」と人が恣意的に決めたものであって、よく考えたら別に何も繰り返されていません。(地球ですら、太陽系ごと銀河系の中をある方向に動き続けてますから同じ場所にはいません・笑

相対性理論とかを持ちださなければ、時間は過去から未来へと一直線に進んでいき、同じ場所に戻ることは一度もない。

あー明日は月曜日か。また今週も仕事が始まるなぁ・・・

とか繰り返している間に、実はどんどん時間は過ぎていく。




とはいえ。

現実的には、毎日朝が来て夜が来る生活からは逃れられないので、そんな「時間は一直線やでぇ!」とか、「今この瞬間は二度と戻ってこないんやでぇ!」とか言われてもなかなか感覚持ちづらいですよね。

イメージとしては、らせん階段のようなものなのでしょう。

Spiral
Spiral / masochismtango


ぐるぐるぐるぐる回ってる。

ただ二次元で考えたら同じ場所に戻ってきているようにも見えるけど、三次元で考えれば、少しずつある方向に進んでいる。

結局、生まれたものは必ず死ぬので、何もしなくても進んでしまいます。だからこそ、どこまで自分の意志を込めた方向に進めるかが大事なのだと思います。

原典不明で恐縮ではありますが、北野武さんが良いことを仰ってました。


”今、この瞬間から別の行動を起こせば、未来は変わっていく。この瞬間から違うことすれば、未来なんて変わるんだ、そう思う。”

北野武



繰り返しているように思える時間の中で、だからこそ、日々の階段の一歩一歩を本当に大切にしていきたいものです。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)