一人で渡航する時の極私的3つの必須アイテム。

ただいま海外におります。

現地での時間と体験を最優先するため、ブログ更新は省エネモードになります。予めご了承くださいませ。(って書いてたのに今回は飛行機の中で下書きしたため、めちゃくちゃ長くなりました・・・)

ってことでたまには全然毛色が違うエントリーを。

振り返ればこの1年ちょっとで、10カ国ほど廻りましたが、なるべくストレスなく渡航して帰ってくることを常に考えています。

みんなでワイワイ行く団体旅行やリゾート滞在は別ですが、一人で移動する場合は基本的に、現地での時間・体験にエネルギーを最大限振り分けるために、道中はなるべく自分のペースで出来るだけ快適に過ごせるようにしたい、というのが自分の希望です。

極私的とタイトルに書きましたが、旅慣れた人にはこんなの常識以前の知識でしょうし、私も友人に教えてもらったりネットで知ったものになりますが、Facebookでつぶやくと意外と知らない人もいるので、私にとっての必須アイテム3点をまとめておきます。

 

楽天ゴールドカード

Kindle or iPad mini

◯ SIMフリーの格安Android Phone

 

当然、人によって何をストレスと感じるかは違うので、一つのご参考までに。

(あ、もちろんビジネスやファーストクラス乗るような人は、基本的にカネの力で全部解決できるので参考にならないと思いますのであしからず。)

 

◯ 楽天ゴールドカード(についてくるプライオリティパス)



ゴールドカードの年会費の投資対効果が全く理解できず、つい最近まで持つつもりもなかったのですがこれは本当に最高でした。

何が良いってやはりプライオリティパス。世界中の空港ラウンジが無料で使える夢のようなパスですが、通常は年会費3万円ぐらいします。それが楽天ゴールドカード所有者はなんと無料でついてくる。



空港ラウンジが使えると、精神的・体力的に結構楽になります。

海外から帰ってくる時に早めに現地空港に着いて、WiFiと電源があるところで、お茶とかビール飲みつつ、軽食食べつつ、搭乗前まで1〜2時間のんびりするって、かなり快適。

あとオープンスペースではないので、手荷物の盗難の心配が比較的少ないのもメリットです。場所によっては(例えば成田空港とか)シャワーを浴びたりもできるので、渡航前も当然楽ですし。

もちろん楽天ゴールドカードの年会費が10,500円掛かるので、それをどう考えるかですが、初年度はキャンペーンで楽天ポイントが1万ポイント以上つくので、まずは1年間試しに使ってみるってのはありだと思います。

あと楽天ゴールドカードは海外旅行障害保険がかなり手厚いので、渡航時に別途保険に入らなくても良いというのもメリットですね。

注意点としては、保険に家族特約はついてないこと。羽田国際空港だけはラウンジが使えないこと。楽天からの大量のキャンペーンメールをどうかわすか(これは最初にすべて解除すればオッケー)の3点です。

 

◯ Kindle or iPad mini + 自炊 or Bookscan プレミアム会員(ライト)

Kindle Paperwhite

(エコノミーの場合)海外への行き帰りの飛行機の中を冷静に考えてみると。

トイレに行くのも一手間掛かるような狭い空間で、高カロリーの食事を半強制的に取らされ、腹ふくらんだら消灯されて、とりあえずお前ら飯食って酒のんだら早く寝ろ、みたいなほとんど主導権を握られている時間と空間ですよね(もちろん航空会社の方が悪いわけではありません)。

でも真面目な話、守れるときには自分のペースを保ったほうが、ストレスは少ないです。だから私の場合は、機内食とかも基本的に断って、ひたすら本を読んだりしています。で、眠くなったら寝る。起きたら本読む。以下、繰り返し。

私は読書が好きなので、鞄には本を常備していますが、2011年からKindleを使い始めてからは、基本的にはKindleだけを持ち運んでいます。最近日本でも、Kindle Storeがオープンしましたがやはりまだまだ品揃えが少ない。ということで基本的に自炊したものをPDFにしてKindleで読んでいます。1GB版でだいたい100冊分は持ち運べる。

自炊がめんどくさいって方はBookscanがかなり便利です。プレミアム会員になれば(月会費9,980円)、月50冊まで無料でPDFにして本の廃棄処分までしてくれます。

Kindle使いの最大のメリットは、Amazonから直接Bookscan指定の住所に送れば、Kindle用に最適化したPDFにしてくれた上でKindleやDropboxに自動で転送、というサービスがあること。

50冊も毎月読まない・・・9,980円はちょっと高い・・・という方は、プレミアム会員になった後に解約をしようとすると、月10冊2,980円のライト版の勧誘メールが来るので、こちらがかなりリーズナブルだと思います。

一冊あたりの単価は200円(9,980円/50冊)から300円(2,980円/10冊)に上がりますが、上記にあるように利便性は非常に高いです。

ちなみに、私は漫画も大好きなので、iPad miniが出てからはもっぱらこちらがメインの端末になっています。容量も大きいので、所有している本を全てiPad miniに入れて持ち運ぶみたいな、iPodにとっての音楽と同じことが、本でも可能です。読みたい時に読みたい本がいつでも読める環境って最高。

Apple iPad mini ホワイト 16GB Wi-Fi 国内正規品 MD531J/A

 

◯ SIMフリーの格安Android Phone

スマホが普及してからというもの、海外滞在時の余分なストレスはかなり減りました。Google Mapで場所も分かるし、Tripadvisorで旨いレストランも探せるし、Facebookで日本の友人達ともコミュニケーションが取れる。

それが嫌な人もいると思いますし、場所や目的によっては一切使わないようにするのも全然ありだと思います(リゾート地でのんびりとか)。とはいえ、使える時はがんがん使ったほうが、遥かに効率的に現地で行動できるので、私にとってはもう手放せないツールの一つ。

基本的に海外でのネット利用には、海外パケホか、成田や羽田空港で借りられるmifiをモバイルWi-Fiルータとして使用することが一般的です。ただし海外パケホは料金が高すぎる(一日2,980円とか)し、mifiはバッテリーがあまり持たない(3~4時間ぐらい)ことがネック。

SIMフリーAndroid Phoneと追加バッテリーの組み合わせであれば、テザリング専用端末にして、実際のネットはiPhoneで!という使い方でも、丸一日はバッテリーが持ちます。盗難などに気をつけるのは当然としても、日本と変わらない感覚でスマホが使えて、かなり安心。

また料金も、mifiは1,000円/日として7泊8日で使用すると、1,000円 x 8日 = 8,000円。一方でSIMカードを現地で購入する場合、国によりますが一日3~400円ぐらいが普通。利用7日間で2,800円掛かるか掛からないか。計算すると差額は5,000円以上。

Android Phoneと追加バッテリーの組み合わせは中古市場で2万円弱ぐらいで探せますが、毎年海外に1~2回は行くような人であれば、モトは充分取れます。

SIMカードの購入は敷居高そうに見えますが、英語が片言でも話せたら、まーなんとかなります。購入場所や方法については、よっぽどマイナーな国でなければ、日本人が解説しているサイトが必ずあるので、事前に調べておけば問題なし。

 

ってことで、楽天ゴールドカード+Kindle or iPad mini+SIMフリー Android Phoneの3種の神器が揃ってから、海外渡航時にかなり快適に過ごせるようになりました。

もっと細かいTipsもたくさんありますが、とりあえずこのへんで!

っていうか飛行機内で書き始めたら、えらい長くなっちゃった・・・全然省エネモードちゃうやん!




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)