毎日書きなぐっているこのブログですが、一応、発想や書き方にはある一定の型があります。
ネタが浮かんだ時に、それをどうふくらませるか。書く順番や、何を書いて何を書かないかの取捨選択などの構成をどうするか。
別にブログに限らず日常生活で、一回こっきりみたいなことは実際にはあまりなく、ほとんどは何かを繰り返し行うことばかり。
そんな中、ある一定のアウトプットの質を保ち続けるには、型がある程度固まっていたほうが絶対良い。(おれのブログ、質が高いぜ!と言いたいわけではなく、あるレベルの質を保つという意味です・・・)
料理をするときに、味付けや段取りを毎回思いつきで変えていたら、きちんとした味の料理が出せないのと同じ。
何も考えず、なんとなく適当に場数をこなしていっても、ある程度の型はできますが、やはり大事なことは先人から学ぶこと。
中村勘三郎さんが生前、「型のある人が型を破ることを型破りといい、型のない人が型を破ることを型無しという」と仰っていましたが、400年の歴史がある歌舞伎のような質と深さがある型は、もちろん別格中の別格。
しかし型を、「先人の成功パターンを自分なりにうまく取り入れておくこと」、と考えればあらゆることで応用がききます。
ちなみにこのブログも再開時に、日頃愛読しているブログやメルマガの内容を色々と意識的に分析してみたら、参考になる示唆をたくさん頂きました。
あとは、ひたすら自分なりに咀嚼したものをアウトプットして、フィードバックもらって、それを元にまたアウトプットして、のサイクルをぐるぐる回すのみ。ブログはそういう意味でやりやすいですね。
料理だったら、好きなレストランの味を自分なりに再現してみて、誰かに食べてもらってみたいな感じでしょうし、仕事だったら、尊敬する先輩や上司の仕事の仕方を分析し、自分なりに試して、その結果を見てみる。
結局行き着くところは、自分の中の神経回路をどう強化するか。あるパターンが最初にあれば、それをひたすら強化するのみですが、パターンがないと時間ばかり掛かる。だから意図的に型をつくったほうが良いのだと思います。
今は型を作っている時間なのか、ただ闇雲に動いている時間なのか、きちんと意識して、型を作っている時間(もしくは型破りしている時間も!?)を徐々にでも増やしていきたいものです。
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