ふと、ドラッカーの著作を読み返し始めました。
”何ごとかをなし遂げるのは、強みによってである。
弱みによって何かを行うことはできない。
できないことによって何かを行うことなど、とうていできない。”
この「プロフェッショナルの条件」でドラッカーが述べているように、大きな成果を上げていくには、自らの強みを認識することがとても大事です。
そしてまた、強みを分析する方法はフィードバック分析しかない、とも言っています。
とはいえその前に、そもそも何が強みの候補になるのか、あたりをつけないと分析すらできません。
もちろん、周囲に聞いてみるというアプローチもありますが、まー結構恥ずかしいというか、親しい仲ほどそういうのって真面目に語りづらかったりします・・・
今個人的に考えているのは、
上位1%に入れるものを見つける
ことが良いきっかけになるのではないかなぁ、と思っています。
1%って、学校の偏差値で言うと75だそうです。
偏差値とその意味
受験で言えば、東大・京大・一橋や早慶レベル。つまりトップ中のトップってことですね。(ハーバードは?とかそういうツッコミはなしで)
でもこれだけだとちょっと尻込みしてしまいますが、ちょっと視点を変えてみて。
「ダンバー数」という有名な数があります。
ダンバー数とソーシャル時代の人間関係の変化【湯川】 : TechWave
要は、人間は「深い付き合いの輪は150人が限度」ということ。
さっきの上位1%を当てはめると、150人の1%って、1~2名。
つまり、自分が普段親しくしている人達の中で、
自分が最も得意なもの。
自分にしか出来ないもの。
自分が最も強く興味を持っているもの。
まずはそういったものを探していくのが、強みの候補としてイメージしやすいような
気がします。
これからの時代、仕事以外にも色んなコミュニティに属することが当たり前になっていくと思いますが、そういう意味でも色んな切り口で考えてみても面白いかも。
ふと感じたことですが、何かの参考になれば幸いです。
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