2012 Year-end Sunset / mrhayata
実は年明けの記事は、新年の抱負とか1年の計は元旦にあり、なんて実際はあんまり意味ないよね、ってことを書こうと思っていたのですが、なんか家入さんにずばっと言われちゃってました。
「新年から心新たに始めよう」なんて決めたことは、往々にして2月3月とずれ込みがち。毎日がやるべき事の連続で、それが繋がり、点が線になる。新年への日付の変わり目にあまり意味は無いよね。なーんて拗ねたこと言ってますが、今年の僕のテーマは「アウェイ」です。みんな、あけましておめでとう。
— 家入一真@本日ニッポンのジレンマ (@hbkr) December 31, 2013
新年だから1年の計画を!とか、新しいことを始めよう!ってものすごく耳に心地よいのですが、実際「新年だから」というので始める場合って、立てた目標も計画も1年後すっかり忘れているケースが多いんじゃないかと思います。
それは「新年だから」心機一転!新しくこれをやろう!と決める人の大半は、新しく何かを始めること自体に慣れていないからなんですよね。
大事なことは「新年だから」ではなくて、やろうと決めた時にすぐに動けるか。
新年だからと思い出して「よいしょっ!」と動いたりすることではなくて、毎月、毎週、毎日でも自分の心に問うて、何かあれば動くべき。
で、ここで記事終了と思ったのですが、このままってのも乱暴なので、もう少しだけ。
こういう1年の計とか抱負的なことをやろうと思うのってやっぱり、会社の影響が大きいと思うんですよね。
会社って(コストセンターの部門は別ですが)年度の頭に立てる年間目標があって、それを基本的には変更しません。
また会社の目標は、基本的に売上や利益に準じるものがほとんどで、そしてまた途中で別の尺度に変わったりもしません。
年度の途中で「やっぱり売上対前年比+30%じゃなくて、社員の年間有給消化率を会社全体の目標とする!!!」なんて絶対ないですよね。
なぜなら会社は株主のものだから。そして、株主がその会社の株を買うのは、投資した金額以上のリターン(配当、キャピタルゲインなど)を見込んでいるからです。だから会社の目標は必ずそういった株主に対する経営陣のコミットメント(約束)と連動します。
目標を立て、それを達成するための計画を立て、その進捗を管理していく。
これは会社組織のように、
◯目標の尺度がシンプルで、
◯目標自体が滅多に変わることがなく、
◯もちろん別次元(例:売上→有給消化)に変わることもなく、
◯その目標の達成に向けて大人数でチームを組んで動く、
そんな場合には極めて有効な手法です。(あとは個人でも絶対達成したい目標の場合はありですね。スポーツ大会で何位以上狙うとか。)
で、有効な手法だけに意外なほど多くの人が、この会社でのやり方を自分の人生にも当てはめようとします。
だけど、個人の人生なんて、何を大事とするのか、そもそも評価する尺度が曖昧かつ多すぎるし、途中で変わることも当たり前。
だって自分が何を望んでいるかなんて、自分自身ですら分かっていないことが多いし、もし分かっていたとしても、新たな知識を仕入れたり、色んな経験を重ねることで、どんどん変わっていく。
会社にとっての目標や計画というのは、
他者への約束、すなわち、出来る限り守るべきもの。
でも個人の人生にとっての目標や計画は、
自分にとっての羅針盤みたいなもの。
変わっていくことを恐れず、自分の内なる声に常に耳を傾け、刻々と変化する指し示される方角を追いかけるもの。
自分の心に嘘をついて当初立てた目標にずっと邁進していたって、誰か責任取ってくれるか、というと誰も人の幸せに対して責任なんて取りようがないし、取るつもりもないんですよね。
自分の人生は自分が決めるもの。だからこそ、一年に一度見直したりするのではなく、毎日のように心に問い、なすべきことをコツコツとなしていきたいですな。
注:もちろん周囲に目標を公言することで、自分を追い込んでいくコミットメント効果というのは非常に有効です。ただもし別の尺度や目標が自分の心を捉えて離さなくなったら、迷わずそちらに行くべきだと思います。
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