自分なりのヒーローを持つ。

Superman Versus Jojo (175 /365)
Superman Versus Jojo (175 /365) / somegeekintn


ここ数日で過去に書いたジョブズの記事が急にアクセスを集め、そのうち二つの記事で、いいね!が2,000を超えていて驚きました。

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別にジョブズの話をいつも書いているわけでは全くないのですが、せっかくなのであと少しだけ。

スティーブ・ジョブスの自伝を読み返しています。

その中で本当によく出てくるのは、彼にとってのヒーローです。

ボブ・ディラン
ビートルズ
エドウィン・ハーバード・ランド(ポラロイドの創業者)

そして、著名なCMキャンペーンであるThink Different.に出てくる人たち。

マリア・カラス
アインシュタイン
マハトマ・ガンジー
盛田昭夫
などなど

こんなにヒーローを持っている人ってあんまり周りで聞いたことありません。

そもそも、ヒーローって何でしょう。

ちょっと尊敬しているぐらいでは、ヒーローとは呼べませんよね。

「この人、信じられないぐらい凄いわ!!!」
(ほんとはビックリマーク100個ぐらい。)

これぐらいその人に対して驚嘆していないとヒーローとは呼べません。

じゃあ、例えばサーカスを観に行って、その芸に顎が外れるぐらい驚いたとして、その曲芸師をヒーローと呼ぶでしょうか?

ちょっと呼ばなさそうですね。

自分がそういう芸をしたいと思わないからです。

ということは、自分がそうなりたいと願い、かつ自分にとってもの凄く尊敬できるものを持っている、または実績を残している人がヒーローと呼べそうです。

そういう意味で、ヒーローを持つことは、自分の価値観を明確にすることに繋がります。

そして価値観が明確になるということは、自分が人生の限られた資源(時間、資産など)をどこに集中できるか、に直結します。

彼が創業したアップルはひたすら経営資源を強みに集中させることで、たった15年で倒産寸前の状態から世界一の時価総額の企業になりました。

スティーブ・ジョブズがヒーローを持っていたということは、彼にとっては人生や経営において、何が大事なことで何が大事でないのか、をいつも明確に持ち、そこに常に集中していた彼の生き様に繋がります。

自分にとってのヒーローとは誰なのか。

明確にしてみても良いかも知れません。

あなたのヒーローは誰ですか?




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)