読者がつくブログの三要素と何かを継続するために自覚しておくべきこと。

Keep up and blog on
Keep up and blog on / futureshape


さて昨日から更新再開なわけですが。

昨日も書いたようにこのブログは第一義は自分のためではあります。

とはいえ読んでくれる方がいると想定し、自分以外の他者に対して内容を伝えようとすることで、自分の思考や体験が整理され、日々のインプットから得られるものが飛躍的に高まります。

だからこそ、自分以外には読まれない日記と違って、外部に公開されているブログを書くなら当然読者を想定すべきでしょうし、読まれないよりは読まれるように心がけるほうが良いことは、誰も否定しないでしょう。

そう考えたときに、自分が愛読しているブログの共通点を洗い出すと、思わず読んでしまうブログには3つのポイントがあります。(別に私がこれを満たしている!というつもりはありません・笑)

1. 更新頻度が高い and/or 定期的に更新される

残念ながら世の中の多くの人は、RSS登録をしたりTwitterやFacebookページから更新通知を受け取ったりはしてくれません。

仮に月に2~3回、不定期にしか更新されないブログがあったとして、Facebookで直接繋がっている友人・知人以外で更新に気づいてもらえる人は、よっぽど魅力的な文章かユニークな内容を書ける人に限られるでしょう。

逆に言えば、毎日なり毎週なり定期的に更新されるブログは、ついつい今日も or 今週も更新されてるよね?と読みに行ってしまうものです。

2. 内容が面白い

まー当たり前のことですが。

とはいえ何をもって面白いというか。

私の定義は、

読んでいる人が思わず「アクションを取ってしまう」もの。

記事を読んで納得したり感動したりして、FacebookやTwitterでいいね!やシェア、RTがされる、本が紹介されていたら思わず買ってしまいそうになる。

もしくは何かしら、その記事を読むことで自分なりの行動に一歩でも踏み出させてくれるもの。

たとえ毎日更新されていようとも、今日こんなことがあった!以上!みたいな、読む人にとって何らアクションに繋がらないものは、定期的に読もうとは思いづらいものです。

3. S/N比が高い

とはいえ、どんなに面白い内容の記事を更新しても、その記事が一度っきりで、それ以外の記事が読むに値しないような雑感レベルのものであれば、そのブログを読み続けようとはなかなか思わないものです。逆に言えば、更新頻度がたとえ低くとも、更新するたびに面白い記事が読める、つまり全記事の中で面白い記事(Signal)が面白くない(Noise)記事よりも遥かに比率が高いのであれば、それはもちろん読んでしまいますよね。

例えば、古賀洋吉さんのブログは更新頻度は低いですが、更新されたらどれも圧倒的に面白い。上杉周作さんのブログもそうですね。

まとめると、

1. 更新頻度が高い
2. 内容が面白い
3. S/N比が高い

このどれかがダントツに高いか、もしくは複数が高いレベルであるほどに、そのブログは人を惹きつけると思います。

で、自分の周りでブログを始めようとする方は(専門分野を売りにする場合を除き)ほとんどの人が、1.を心掛けて始めるものの、2.と3.の問題にぶち当たり、読者からの反応がないことにめげて更新が続かなくなります。

具体的には、毎日のように頑張って更新するのだけれど、なかなか面白い内容が書けずに、読んでいる方からのリアクションが皆無に近かったり、PVが全然増えなくて(or 減ったりして)挫けてしまう。

なんでこうなるかというと、だいたいブログを始めるときに、多くの人は何となくこういうイメージというか想定をしているから。

カジケンブログ資料.048

要は掛けた時間に正比例して、(記事への反響、PVの増加、人とのご縁などなどの)結果が得られると(人によっては無意識に)考えている。

記事を書けば書くほど、それに対する成果が出るだろうと想定している。

でも実際はこんな感じです。

カジケンブログ資料.049

つまり、掛けた時間に見合う効果が見えてくるまでに、時間が掛かるんです。

それに気づかないと、途中で挫折してしまう。

カジケンブログ資料.050

これに対する私なりの回答は、月並みな話ですが

気にせずとにかく書き続けること。

なぜかというと、

1. 更新頻度が高い
2. 内容が面白い
3. S/N比が高い

この2も3も「書き続ける」ことでしか、結局は改善されないからです。

考えてみれば当たり前ですよね。

最初から面白い記事が連発できるんだったら誰も苦労しないわけで。書いて書いて書き続けることで、レベルを上げていくしかない。




 

だからこそ、まずは自分のために書かないとダメなんですよね。

第三者のリアクションを気にするのなら、よっぽど才能や見識がある人以外は継続するのは難しいでしょう。逆に言うと、この現実を理解して日々のリアクションの多寡に一喜一憂せず淡々と書き続けられれば、得られる成果はある地点を境にどんどん増えていく。そのことを私はブログを始めたこの1年半ほどで体感したことです。

で、賢明な方は既に気づかれていると思いますが、これは何か長期的に蓄積していくほど効果がある事柄(例:語学、運動など)を習慣化することのメリットそのものです。

だからこそ、これが腹落ちすれば、いろんなことを習慣化しやすくなります。最初の成果が見えない時期を乗り越えやすくなるから。

ってこの話をしだすと長くなりそうなので、話を戻すと、

読んでくれる人を意識しながらも、結局は自分のために淡々と書く。

これが私が本ブログを通して学んだ、更新を継続するコツです。

何かの参考になれば幸いです。(って言いながら更新止まったりしたんだけどな!)




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)