嫉妬を感じたら、しめた!と思おう。

色んな人の意見を聞いてみたいので、自分の考え方を書いてみます。

突然ですが、誰かに対して嫉妬を感じることってあります?
(恋愛は別にして)

私は人間ができていないので、ちょくちょくあります。

特にここ数年SNSの浸透で、FacebookのニュースフィードやTwitterのタイムラインに、身近な人達の日々の動向が毎日アップデートされているので、昔よりも感じる機会が増えているような気が。

ぬお!あの人、こんな面白いこと始めたのか!

うお!あの子、凄い人から褒められてる!

へー!あいつ、テレビ出てるやん!

もちろん賞賛の気持ちも強いのですが、一方で悔しい、焦る、嫉妬する、そういった気持ちを持つことがままあります。昔はそんな自分がたまらなく嫌だったのですが、最近は全然ありだなーと思うようになりました。

橘川幸夫さん(@metakit)の言葉でとても好きなものがあります。

 

”個人というのは他人の無限の可能性の一つであり、他人というのは自分の無限の可能性の一つである”

 

生まれた時の初期条件(能力、環境)は当然違えど、それぞれの個人の現在の立ち位置は、それまで積み重ねてきた選択と行動と運の結果が非常に大きなウェイトを占めているはず。

もちろんアフリカの原住民の人はどうなんだ?とか言い始めたらキリがないですが、少なくとも(相対的に色んな条件が近しいはずの)自分の周囲にいる友人・知人については、もし全く同じ選択と行動を重ねていれば、(運も当然ありますが)結構な確率で同じ結果を残せていたのではないかと思います。

座標軸は人によって色々取り方はあると思いますが、自分を中心として360度に全知人・友人がマッピングされているイメージです。



この外周をつないだ全面積が、自分が今までなり得た一つの可能性。そんな風に考えてみても面白いと思います。

 




 

人間誰しも「憧れ」の人がいます。

自分の知人や友人の中にも、私はこの人みたいになってみたい!という人はいるでしょう。

先ほどのマップで考えると360度のうち、実は自分が目指したい方向性の一番外周にいる人に「憧れ」を持ち、一番自分から近い人に「嫉妬」を感じるのではと思います。

つまり、「憧れ」と「嫉妬」は、方向性は同じで、違いは自分からの心理的な距離感だけ。



人間、負の感情を感じると、真面目な人ほどそんな自分を責めてしまい、その感情に蓋をしようとします。

でも、何かを好きだ!とか、憧れる!という正の感情を止められないように、負の感情も本来は止められないものなのだと思います。

だから、逆にそういった感情を直視する。のぞき込む。ガン見する。その感情を無視するのではなく、大切にしてあげる。

自分が本当は何を欲しているかって意外と自分では分からないものです。物理的な姿は、鏡を見れば確認できますが、自分の心を写す鏡はありません。

負の感情の対象を、相手に向けるのでもなく、無視するのでもなく、自分を知るチャンスだと思って、受け止めて対象を自分自身に向けてじっくり観察してみる。

 




憧れは、自分からの(心理的な)距離が遠いので、自分には無理だと諦めてなかなかそこに向けて一歩踏み出そうとは思えないですが、嫉妬は「なんであいつが!?俺のほうが・・(以下略」という想いなので、遥かに行動に移しやすいはず。

方向性は同じわけなんだから、他人というのは自分の無限の可能性の一つである、と思って、ぶつくさ言ってる暇があったら、そっちの方向に一歩踏み出してみる。

それがいずれはかつての自分が想像もしていなかった高みへと到達できる、一つのきっかけになるかも知れません。

そんなことを思ったりもします。ご意見あればぜひお聞かせください!

 




 

Facebookページ、こっそり始めてみました。(200超えた!300行けるかな?!)




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)