今日は手短に。
小さな子供と一緒にいると、学べることは本当にいろいろあります。
そのうちの一つが、
「想いが伝わるのは言葉ではない。」
ということ。
まだ言葉も話せないぐらいの子と真剣に遊ぶとはっきり体感しますが、
楽しい
わくわく
悲しい
怒っている
など、こどもの色んな気持ちが文字通り肌で感じられ、またこちらの気持ちが相手に伝わっていることも明確にわかります。
一言でいうと、「共振」し合う感じ、と言えば良いでしょうか。
お互いの調子が良いと、ラジオの周波数を合わせるように、相手の気持ちの振動に、自分の気持ちをぴったり合わせることができるようになったりします。文字通り心が通じあう。
そこには一切の言葉はありません。
そういう体験を繰り返すと、言葉というのはあくまで想いを伝える媒介の一つに過ぎない、ということが、とてもはっきりと理解できます。
もちろん、言葉は本当に便利です。
でもそれは、あくまで自分の想いや意志をより伝えやすくしたり、広範囲に届けるためのものであり、その根っこにはこちらとして伝えたい明確な想いと、伝えたい相手に届いているかを常に慮(おもんばか)る姿勢、があること。
これが本当に重要なことだと感じています。
明日に続けます。
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