いやー、びっくりしました。
ASCII.jp:ソニーの取締役候補に元アップル/現マックの原田泳幸氏
ちょうど先日、原田さんについて書いたばかりだったこともあり、こんなことなら、もうちょっと書くの後にすればよかった(嘘
出来ない理由は聞きたくないよ。 | カジケンブログ
原田さんの経営者としての卓越した手腕と積み重ねてこられた素晴らしい実績があるからこその今回の話だと思います。
一方、この10年の変化をまじまじと実感しました。
もし10年前に原田さんがアップルにいらっしゃった頃に戻って、このニュースを予言として伝えたとしても、きっと誰も信じないと思います。
当時ソニーはもちろんエレクトロニクス業界の雄であり、アップルはiPodは出したものの、まだまだパソコン業界のニッチプレイヤーの扱いでしたから。
例えば日本において、当時のポータブル音楽プレイヤー市場は、MD全盛期。ソニーのMDウォークマンを始めとしてMDプレイヤーが市場の大半を占めていたため、Goodbye MDというキャンペーンを展開して、iPodの拡販を仕掛けようとしていた時期です。当時アップルは、株価も$10ぐらいで今の1/40以下でした。
【編集後記】Goodbye MD – iをありがとう
今回のニュースで本当に実感したのは、10年経てばある意味どんなことでも起こりうるなぁ、と。
アップルがDigital Hubという戦略を発表し、最初のiPodを発売し、パソコンメーカーからの脱却を始めたのが2001年。
そこから10年足らずでマイクロソフトの時価総額を抜いたことは記憶に新しいですが、2001年当時、そんなことが起きるなんて誰ひとりとして想像していなかったですし、予言したらきっと笑われていたと思います。
アップル、時価総額でマイクロソフト超え – Engadget Japanese
人は1年で(短期間で)できることを過大評価し、10年で(長期間で)できることを過小評価する、と言ったりしますが、10年あればとんでもないことだって実現でき得る。
それは社会や会社だけではなくて、もちろん個人も同じこと。
ビジョンを持つことの大切さ、限界を決めているのは自分自身。
古賀洋吉さんが熱く語る「自分のビジョンを持つこと」について。 – NAVER まとめ
「自分が作った自分らしいものが人の手の中で喜ばれ残される、そんな人間でいたい」それが本気であり、そういう事に取り組んだときの自分にすごい力があった事を覚えているならば、その瞬間のポテンシャルが続けば実現できるであろう、精一杯大きな夢を描け。
— 古賀 洋吉さん (@yokichi) 2013年4月27日
いやー、ほんと面白いですな!なんだか無性にワクワクしてきました。
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