このブログはもちろん私が好きで書いているものですが、メリットについて一点備忘録的に。
ブログを毎日書くメリットの一つは、めちゃくちゃベタですが、自分の心(感情、思考)を知ることができることです。
たとえば自分の肉体について(自分の意志通りに動くため結構勘違いしやすいですが)、状態をきちんと把握出来ている人は、意外に少ないです。
ジムでトレーナーに診てもらって自分の筋肉の状態や身体の柔軟性の程度を知るみたいなこともありますし、何となく調子が良いとか疲れているぐらいの感覚はありつつも、人間ドックなど病院に行って初めて自分の肉体の不具合に気づくなんてことはザラにあります。
要は自分のものだと思っている自分の肉体のことですら、実際はよく分かっていない。
自分の心も全く同じです。
毎日書こうとすると、当然ネタがなかなか出て来なかったり、書き留めたネタ帳を見てもイマイチ書きたいテーマがない日は当然あります。
だけど、それでもずーっと自分の中を観察していると、何かしら必ず出てくるんですよね。(この締め切り作って自分を追い込むことってとても大事)
その時の感覚は、どうしても思い出せなかった芸能人の名前が出てきた感じに近いかも。分かります?(笑)
知っていたのに、出てこない。脳内に情報はあるのに、リンクが切れている状態。
それが繋がった感じです。
でも、普段あくせくと生活していると、このリンク切れって色んなところで起こしているのだと思います。本当は自分の中にきちんとあるのに。
しかもブログに書いていることはその観察の中で見つかったもののほんの一部。実際は、ポジティブな話ばかりでもなく、ネガティブな側面として、自分の弱い部分や、悩み、恐れもありますし、うぬぼれ、傲慢、わがまま、みたいなものだって当然あります。
でもそれらに客観的に気づくことができれば、何かしら対処することができる。(もちろん完璧とは言えませんが)
そしてそうやって一度リンク切れを修復すれば、それは自由に引っ張り出せるようになるし、他のものにリンクを張ってさらに考察を深めたりもできる。
厄介なのはリンクが切れていても、実際にはそういった埋もれた感情や思考は何かしら自分の気分、行動、思考に影響を与え続けているんですよね。それは筋肉の状態が本人の知らないところで運動能力に影響を与え、また人間ドックで初めて病気が見つかるときのように。
だから出来るだけ自覚できるようになれば、より自分の意志でそれらを活用したり修正したり対処したりできる。
このブログでも何度かオススメしていますが、そういった内省をするために「書く」という習慣は、本当に身につけておいて良かったと感じるスキルの一つです。
ブログに限らず、日記でもどんなやり方でも良いので、習慣化しておきたいものです。
参考記事:
凡人が考え続けるためのツール:スマートノート | カジケンブログ
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