目標は具体的であるほど良いというひとつの喩え話

目標は具体的であればあるほど良い、ということはよく言われます。

◯いつか英語が話せるようになりたいなぁ・・・

より

◯「3年後」に「海外留学」できるレベルになる

のほうが具体的ですし、さらにいえば、

◯「3年後」に「アイビーリーグ」の「MBA」受験に合格するレベルになる
(だからTOEFL xxx点をいつまでに取得して・・・など)

のほうが尚良いでしょう。

今日はそれについて、変化球的に書いてみます(笑)

カーナビタイム
カーナビタイム / Norio.NAKAYAMA



以前、カーナビって人生の師と呼べるぐらいスゴイよねってことを書いたことがあります。

以下、引用。

カーナビさんを人生の師とする。 | カジケンブログ

理由は色々あるのですが、大きく3つあって。

1. 目的地を決めること。

これって当たり前のようで、意外とできていない時があります。
目的地を決めないと、実家にすら辿り着けないように(笑)、人生だって目的地を決めないとどこにも行けませんね。その点、カーナビさんは明確です。

 

2. 目的地へのルートが何種類もあること。

ついつい目的地への道のりが一つしかない、と思い込んでしまいますが、実はルートは色々あるんですよね。しかも到着時間って実はあんまり変わらなかったり。

AがダメならB。BがダメならCと、柔軟に対応していくのは大事な考え方だと思います。カーナビさんはそのへんもよく分かっています。

 

3. 決して過去を振り返らないこと。

どんなに道を間違えても、カーナビさんは

「なんであそこで右に曲がったの!?左って行ってたでしょ?あ~あ、左に行ってたらもっと早く着いたのに!」

とか一切言いません(笑)

カーナビさんは、今この瞬間で最適なルートは何なのかを、常に提示し続けます。どんなに道を間違えても、その時点から目的地へ最短で辿り着くにはどうすれば良いかを模索し、示し続ける。

そんなの当たり前だろ?いちいちカーナビに間違いをネチネチツツカレたら、目的地に辿りつかないがな。というもっともな話だと思いますが、でもカーナビですら出来ていることが、自分の人生となると、なかなか出来ていなかったりしますよね。

意味のない後悔とか、自己憐憫とか、今でもやってしまう自分にとっては、カーナビさんの仕事っぷりは、師と呼ぶに相応しいぐらいの堂々っぷりなのです。

カーナビさんを人生の師とする。 | カジケンブログ

まー、最近はカーナビではなくてスマホの地図アプリを使う人も増えてきているので、Go◯gle Mapさんなど呼び方はいろいろあるかも知れませんが(笑)

いずれにしても、目的地(=目標)が明確であればあるほど、そこにたどり着きやすい。

たとえば、カーナビだったらこれぐらい正確に目的地登録します。

スクリーンショット 2013-11-17 6.42.08 (1)

だから目的地へのルートも明確に出る。

ところが、(私も含めて)よくあるケースとしては、非常に曖昧な目標を掲げたまま、毎日必死に頑張っていることが往々にしてあります。

例えるなら、目的地の設定がこんなイメージ。

スクリーンショット 2013-11-17 6.42.17 (1)

自分がもし名古屋にいたとして、こんな目的地設定であれば、どんな優秀なカーナビであっても、辿り着くのはほぼ不可能。

そもそも進む方角すら、間違える可能性大です。

だから、できる限り「具体的な」目標、つまり目的地が設定されたほうががそこへの道筋も見えやすいし、到着できる確率もスピードも上がるはず。

あなたのカーナビには、どんな目的地が設定されてますか?




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)