今日はどれだけ経験値を積めたのか?

昨夜未明のドラクエ1の100万人無料ダウンロードで、思わず子供時代にぐわっとタイムスリップしたカジケンです。

 

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いやー、なんですかね。音楽聴いてるだけで一瞬で、30年(!)近く前の気持ちを思い出す。この感じ。

操作性にちょっと難があるのと、セリフが漢字になっていなければ、もっと雰囲気出るんだと思いますが、まー仕方ないです。

ちなみに「ドラクエ」といえば、読んだ方もいらっしゃると思いますが、古賀洋吉さん(@yokichi)のドラクエ人生論が素晴らしいです。

ドラクエ人生論 – 愛の日記

(マジで傑作なので、見たことある人もこの機会に読み返してもいいとおもいます。)

ぶっちゃけた話、この記事以上に書けることはないので、今日は紹介のみで終わろうかと思ったぐらいなのですが、さすがにそれはなかろうということで、ちょっと蛇足気味に書きます。

最近のゲームは不勉強で分からないのですが、自分が子供の頃のRPG(ロールプレイングゲーム)は、クリアするのに必要なのは、突き詰めれば全ては経験値。これを積めば積むほどレベルが上がり、戦いやすくなり、より強い敵と戦えるようになり、クリアに近づいていくわけですね。

この経験値をどれだけ早く多く稼げるか、それが全てと言っても過言ではないと思います。

ある意味、敵との勝ち負けすらゲーム内の進行においては関係ない。

何度もクリアして完全に攻略法を理解していれば別でしょうが、初めてプレイする場合に、一度も敵との戦いに負けないでクリアすることも出来ないし、一度も逃げないでクリアすることも出来ないでしょう。

大事なことは致命傷(データが消えないように注意するとか、ゲームを親に取り上げられないようにするとか)を負わないようにしながら、どれだけ経験値を積めるか。もうそれだけ。

一方で、人間誰もが初めてのプレイであるこのリアル世界では、生物的に死ぬ、社会的に死ぬどちらの致命傷も、昔に比べたら遥かに敷居は下がってますよね。

だからそのときに大事なことは、以前も書きましたが、

自分に徹底的に甘く生きる。 | カジケンブログ

だと思います。

以下、一部引用します:

”古い自分から新しい自分に生まれ変わる。

今の延長線上ではない、違う次元に飛び移る。

環境がどう変わるかはまだ何とも言えませんが、少なくとも自分という人間自体は変革していきたい。

大げさに言うと、そんな風に思っています。

そうすると、今までしてこなかった体験を積むために、行動量を増やすことは必須です。それも今までよりも遥かに大量の。

そうすると、色んな失敗するんですよね。初めてのことばかりだから。居心地が悪い思いも多々あるし。

でもそのたび毎にへこんだり自分を責めたりしていたら、行動が必ず鈍ります。

誰でも自分を傷つけたくないので、少しずつですが、行動量が減ってくるわけです。だから、自分だけは自分のことを、絶対に責めないようにする。

結果がうまくいこうがいこまいが、行動を取ったこと自体を褒めてあげる。”






とにかく前に進んでいるのであれば、経験値さえ積めたのであれば良しとする。

LV1のままではクリア出来ないわけだから、一番大事なことはどれだけレベル上げるかで、結局それは(敵に負けるときがあるとしても)ひたすら経験値を積むしかない。

失敗を怖がって、同じ場所から一歩も動かないようにすることが、一番のリスクなのでしょう。

それに関連して、私の大好きな言葉をご紹介します。

バイクと車でそれぞれ世界一周をした冒険投資家ジム・ロジャーズが人生における一番大事なプライオリティを語った言葉です。



それは大事な順に、

「死なないこと」

「人生を楽しむこと」

「世界を知ること」

(正確には死なないことではなく、”殺されないようにすること”と答えているのですが、これは紛争地帯も含めて命の危険にさらされていた世界一周時の経験と投資家として市場から退却=殺されることがないように、という背景から出てきた表現と思います)

学生が2~30カ国ぐらい訪問して世界一周しました!と宣言するレベルじゃなくて、100カ国以上を周ったガチの世界一周をした人が、死なないこと、を最初に挙げているのが、非常に興味深いです。

村上龍がジム・ロジャーズにインタビューした際の逸話なのですが、最後にジムからこう言葉を掛けられたそうです。

「リュウ,人生は短い。遠くまで行け。そして深く考えよ」

まさに、「Life is a journey.」

同じ場所にずっと留まる旅なんてないですよね。

だからこそ、今日はどれだけ行動できたのか?経験値を積めたのか?

それを常に自分に確認しておきたいものです。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)