今日は軽い感じで(いつも?笑)。
昨年、かつてお世話になっていた人たちに立て続けに会いに行っていたことがあります。ほぼ全員が10年ぶり以上の再会。一時中断しておりますが、また落ち着いたら再開しようと思います。
1マイル4分の壁。 | カジケンブログ
学生の頃から年賀状を出す習慣すらない身なので(恥)、長年の不義理は全て自分に責がありますが、それにも関わらずどの方にも本当に暖かく迎えて頂いて、何となくあった心のつかえが取れていくような気がしました。
というか、
「あ、自分は心のどこかで、長年連絡を取っていなかったことを気にかけていたんだなぁ」
と会ってみて初めてはっきりと自覚しました。
今日はそれに加えて思ったことなどをちょこっと書きます。
それは
「自分の長所に気づかされる。」
ということです。
10年以上ぶりの再会となると、当然出てくるのは、
「〇〇くんって、あの時はこんな感じだったよねー」
とか
「〇〇くんって、やっぱり今でもこんな感じでやってるの?」
みたいな話です。
長い時の経過によって、些末な記憶は削げ落ち、相手の記憶には鮮烈に思い出せるものしか残っていません。
どういうことかというと、良くも悪くもその人から見た「自分の特徴」が、思い出話という形で否応なくあぶりだされるわけです。
実はこれのもっと強烈なものを3年前の夏に経験しました。
帰省の際に、自分が通っていた保育園に30年ぶりに入れてもらったのです。
元々意図したものでは全くないのですが、偶然に偶然が重なって、ふと気づいたら夏休みで保育士の方だけで掃除をしていた保育園の中で、〜組と書かれた部屋内で休憩の輪の中に自分がいました(笑)
保育園(nursery) / kanonn
しかもたまたま入れてもらった保育園で、掃除を仕切っていた園長先生は、これまたたまたま自分の幼なじみのお母さん!(全く知りませんでした・・・)
色んな思い出が詰まった園の中で、小さい頃の自分の話を、そのお母さんから、それはもう嫌というほど聞かされました。
でも、その時聞いた話と、昨年久しぶりに再会した方たちから聞いた話は本当にそっくり。
三つ子の魂百までとはよく言ったものです。
そして、たっぷりと聴かせてもらった(自分自身ですら忘れていた)かつての自分の姿を知ったことが、いろいろと迷っていた当時の自分を吹っ切れさせ、その後の行動の指針になったのは、今となっては良い思い出です。
自分の強みを周りに聞いてみよう、というアドバイスは色んなビジネス書などでも言われています。
(MBAのコースの一環で実施したりしますよね)
でも、普通はなかなか出来ないものです。だって、恥ずかしいやん。
そんな時は、昔お世話になった人たちに、久しぶりに会いに行ってみるのも、良い方法かも知れません。
そこで出会うかつての自分は、変えようと思っても変わらない自分の根っこであり、しかし実は見失っているかも知れない自らの本質だったりするのです。
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