子供の頃と比べて、時間の経つのが早いと感じる人は多いと思います。
小学生の頃、夏休みの数週間は、本当に長かった(遠い目)
We are the beach boys / emrank
でも、今はあっという間に一ヶ月が過ぎ去ってしまう。そう思いません?
無我夢中で頑張って、ふと振り返ると一ヶ月経過!みたいなものであれば、充実の証なので別に構わないと思います。
でもこれって、年齢関係なく起きること。
年を重ねてくると、よくあるパターンとしては、
「あれれ??もう1ヶ月経ったの? この1ヶ月、何してたっけ?」
のような、何も残っていないケース。
私もしょっちゅうありました・・・
心理実験のデータからは、3つの理由があるそうで、そのうちの一つが「レミニセンス効果」。(残り2つは、望遠鏡効果と、体内の生理時計のリズムの減速、だそうです)
なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学 – 情報考学 Passion For The Future
要は、時の流れは記憶している事柄の数で決まるため、小さい頃のように全てが初めての経験だと、それだけ時間が長く感じる、というもの。
これってパソコンのデータ圧縮と同じ仕組みでして、重複するものは、なるべく一つにしてしまって、差分だけ記録しておこう、という考え方ですな。脳も同じということです。
要は、同じような毎日を過ごしていると、どんどん時間の流れが早くなっていってしまうわけです。
考えてみれば当たり前のことだし、理想的にはがんがん行動して、常に新しい体験をし続けていければ良いのでしょうが、そうもいかないケースもあると思います。
その場合は、やはり書くこと、が重要だと思います。
(毎度のことですいません・笑)
アウトプットが習慣化して一番体感するのが、日々どれだけ膨大なことを自分が考え、感じているか、です。
このブログという場以外に、個人ノートをつけていますが、A4で2ページ近く、毎日埋まります。
凡人が考え続けるためのツール:スマートノート | カジケンブログ
自分の思考や感情を都度書き留めているのですが、本当に一日一日、よくもまぁこれだけ、というぐらい色んなことが出てくるものです。
ブログが軌道に乗り始めてからは、感覚として一日たりとも同じ日はないです。そんな感じ。
つまり記録を取ることで、自分の記憶に(本当は全く同じ日などないはずの)毎日を刻みつけ、時間の流れが幼少の頃の夏休みのように(!?)、しているような感じです。
まるで、夏休みの宿題にあった絵日記みたいですな。あの頃は8月31日に1ヶ月分書いたものですが、大人になってこんなに真面目に書くことになるとは、思いもしませんでした(笑)
別に同じことをやれ!と言うつもりは全くありません。
毎日が特別な日であること。それは誰にとっても変わらないはず。
そのことをきちんと体感できる仕組みを持てるようになったことは、最近身につけた習慣の中で最も重要なことだと思っています。
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