新しいことを始める気持ちが起きない理由。

ここ数年の行動規範で最も大事にしていたことが、

1. 面白そうだと思ったことには真っ先に飛びつく

2. 今までやらずに後悔していることを、真っ先にやる

この2つです。

この行動規範の効果は凄まじく、話をしだすととんでもなく長くなりそうなので、また別の機会に書こうと思いますが、

今日はこの

2. 今までやらずに後悔していることを、真っ先にやる

について、一つだけ書いておくと、

「気持ちがスッキリした!」

ということがあります。

いやいやいや。

ちょっと待って。いいから。話を聞いてくださいな。

本当にこれは私は重要なことだと思っていて、ここ数年の大きなテーマの1つでもあったのですが、

「やっぱり人間は気になることがあると、どうしてもそれ以外のことが始めづらい。」

のです。

気になることが自覚できるぐらい大きいものだと、結構簡単にイメージできると思います。

3日後にプレゼンを社長含め全社員の前でやらないといけない。

とか。

1週間後に大きな手術が控えている。

とか。

気になる人に告白した返事がまだ来ない。

とかでもいいです(笑)

ちょっと気を抜くと、すぐにこの気になることが頭をよぎる。目の前のことになかなか集中できず、文字通り気を取られてしまうことって誰でもあると思います。

もちろん、こういう場合でも日々のルーティーン(定型)の仕事や行動は、こなせるでしょう。

でも、何か大きなこと。全く新しいこと。

そういった大きくエネルギーと気持ちを使わないと始められないものは、そもそも手をつけようという気力すら湧いてこないし、何よりxxxをやろう!という発想すら出てこないと思います。

ただはっきりと自覚できるものはまだいいんですが、なにより厄介なのは、

普段自覚していない(けど気になっている)もの。

これが意外なほど大きな比重を自分の心の中に占めているんですよねぇ。

ちょっとした健康の不安とか、不義理をしてしまっていることとか、自分で決めたことをサボってしまったりとか。ほんとは興味あるのにスルーしているイベントだったり、アイデアとか。

そういう心のつかえを1つ1つ取っていく。

そうすると何が起きるか。

新しいことが思いつくのです。

新しいことを始めようという気持ちがふつふつと湧いてくるのです。

気持ちが前へ前へと向き始めるのです。

まるで今まで心の底に溜まっていた小石が取り払われて、空いたスペースに新鮮な水が新しく注ぎ込まれるように。

本当に。

A glass of water
A glass of water / gromgull


私の場合、2年前にやったことは、昔の友人に会いに行くことが、その一つでした。

あなたの場合はなんですか?

本当は気になっているけど、日々の忙しさに忙殺され、目を向けないようにしているものはないですか?

一度、考えてみても良いかも知れません。

その価値は本当に大きいものです。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)