氷山の一角を出す。

ふと気づけば、ブログの記事数が200を超えておりました。

去年11月から毎日更新を心掛けほぼ半年経つので、200という数字は当たり前と言えば当たり前なのですが、いつの間にやら積み重なってきたものが、意外に大きいことに驚いています。

ちなみにブログなどのアウトプットの重要性については、いままで色んな記事で書いてきました。

アウトプットの3つのメリット。 | カジケンブログ

できるかぎりインプットはアウトプットを前提とする。 | カジケンブログ

今さらながらアウトプットの重要性。 | カジケンブログ

ふと思うに、ブログで書いている内容は、普段考えていることや感じていることの1/100ぐらい。そんな感覚です。

要は言いたいことや伝えたいことは、本当は今ブログで書いていることの100倍ぐらいはあるのです。いやほんとに。

なのですが、いかんせん私の頭脳と文章力では、とても人様にきちんと伝えられるレベルには落とし込めない。悔しい。

文字通り、ブログで書いていることは自分の思考の氷山の一角なのです。

しかし、ブログを書いていなかったら、水面の下にある膨大な思考や感情に気づくこともほとんどなかったでしょう。

自分の思考や感情を真剣に観察したことがある人は分かると思いますが、人間は一日のうちに、それはもうめちゃくちゃ色んなことを考えたり感じたりしています。本当に驚くほど。

だけど、ほとんどの思考や感情はあまりに刹那的なものなので、たいがい流れていってしまいます。意識しなければそれに気づかないものがほとんど。

一方で今日も何かを書こう!と決めていると、あ、じゃあこれ書けるかな、お、これ書きたいな、ということにどんどん気づいていきます。自分の頭の中にライトをあてているみたいな感じ。

とはいえ残念ながらほとんどは陽の目を見ない。少なくとも人に話すことはない(少なくとも私のレベルでは)。だけど、人にうまく話せないからといって、それに価値がないかというとそんなことはありません。振り返っても人生においての大事な分岐点での判断は、結局うまく人に伝えられないレベルの思考や感情で決めていることが多いように思います。

だから、ブログに限らず、日記でもTwitterやFacebookでつぶやくでもいいですし、誰かに話をするでもいいと思います。何でもいいから必ず自分の外に出して(できれば)伝えようと決める。氷山の一角を出すと決める。それだけで水面下に眠っている色んなものを意識する機会が一気に増える。

人にうまく伝えられないものがほとんどかも知れませんが、自分が理解していれば、それが種となって、色んなことに繋がっていったことを何度も経験しています。

氷山の一角を出そうとすることで、水面下のことにも想いを及ぼす。試してみても良いかも知れません。




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)