実例:人生におけるバタフライ効果のきっかけ。

TwitterやFBページなどですでにお知らせしておりますが、先月のMIT 石井裕教授(@ishii_mit)の講演について、TechWaveに寄稿いたしました。

いいね!も400を越え、拙い文章で恐縮ではありますが、講演でのメッセージの一端が、わずかでも共有できたかもと、ほっと胸をなでおろしております。

自分が死んだとき何を残したいですか?:MIT 石井裕教授 「未来記憶」【梶原健司】 : TechWave

(よそゆきの文体ですが、よろしければご笑覧くださいませ)

講演自体もUstreamで全て公開されていますので、お時間ある方はぜひ(2時間半)。




思えば、1年前。この記事を古賀洋吉さん(@yokichi)がTwitterで紹介してくれたのを見て、教授が私のTwitterをフォローしてくれたのが最初のきっかけでした。

現代に生きる若者と大人についての私見。 | カジケンブログ

 

とはいえ、全くやり取りもなく時は過ぎ、そんな中この記事を教授が拾ってくれ、

「人」「土地」「修羅場」の三角形を広げる。 | カジケンブログ

 

さらにこの記事を夜間飛行の中の人と、小山龍介さんご本人が拾ってくれ、それが教授の目にも止まり、

過去の自分と対話する仕組み。 | カジケンブログ

 

そしてここに繋がり、

石井裕教授の講演聴きに行くぞっと。 | カジケンブログ

 

冒頭のこの記事に至る、と。

自分が死んだとき何を残したいですか?:MIT 石井裕教授 「未来記憶」【梶原健司】 : TechWave

 

気づけば、教授本人と直に色々とメッセージのやり取りをさせて頂いていて、こんな状況は1年前にはもちろん考えてもいませんでした。

元々、石井教授がされている研究そのものに強い興味があったのですが、色々と調べていく内に、根底に流れる哲学や思想にも惹かれていきました。だからこそご本人とのご縁をいつか頂けたらいいな、とはうっすら思ってはいましたが、正直言うとちょっと現実的には想像していませんでした。

こういう場合、よくあるのは肉食系のアプローチで、目的を決めて、そこから逆算して、最短ルートを辿ろうとするやり方です。例えばいきなりアポ入れて強引にでも会いに行く、みたいなやり方ですね。

私はこのやり方を否定しませんし、そういうアプローチが必要な場面もたくさんあります。(実際、自分もそういうモードのときはあります。)

ただ、それしかない、というのも片手落ちなんだろうな、と思います。

本当に小さなきっかけ(今回であればブログを書く)を元に、そこで生まれた縁を大事にしていく。それを繰り返していくことで、自分も当初想定していなかったようなところにまで進んでいく。

人生におけるバタフライ効果のきっかけ。 | カジケンブログ

以前こんな記事を書き、ありがたいことに結構反響を頂きましたが、本当に今まで踏み出せなかった一歩を踏み出すかどうかって、とても大事なことだと思います。

どんな一歩を踏み出すべきかなんて、本人が一番分かっているはず。

最初は自分でも笑っちゃうぐらい小さい一歩かも知れません。だけど、それがどこに自分を連れて行ってくれるのか、一番分かっていないのは自分自身なのかも知れません。

何か頭に浮かびました?(笑)じゃあ、とりあえずそれ、やってみましょー!




ちなみにカジケンの会社、絶賛エンジニア募集中です!(笑)