何でも10倍にできないか考えてみる。

先日、地球儀の話からなぜか次元の違いについて思いを馳せました(笑)

次元の違いについて。 | カジケンブログ

量が質に転化するレベルで積み重ねてきたものが、次元の違いを生む、ということを書いたのですが、文字通り桁が違う、例えば10倍ぐらいの経験や練習量などの違いですね。 続きを読む «何でも10倍にできないか考えてみる。»

限りがあるからこそ、価値を感じる。

先日会食した方の仰っていたことが、とても印象的だったので、おすそわけです。

 

その方は美味しいものが大好きで、この前も素晴らしい料理とお酒を出すお店を予約してくれ、そしてとても美味しそうにどれも食べておられました(笑)

 

別に高い店や料理が良いとかではなくて、安かろうが汚い店だろうがとにかく自分が美味しいと思うものを出来る限り食べられるように、お店もストックしておくと。 続きを読む «限りがあるからこそ、価値を感じる。»

例外が許されてもいい特別な状況は?

よくブログ毎日続けられますね、と言われることがしばしばあります。

 

以前も、新年早々こんな記事を書いて、大きな反響をいただいたりもしました。

 

習慣に休日はない。 | カジケンブログ

 

社交辞令とは言え、褒めてもらえる機会が増えて、素直にえへへ・・・と喜ぶ一方で、毎日何かを継続している習慣を持っている方は、きっと体感されていると思うのですが、ぶっちゃけた話、毎日続けたほうが楽、なんですよね。

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お知らせ:本日発売「閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。」

共著者として参加した『閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。』が本日発売となりました!



新しく文章を書き下ろしてはいませんが、当ブログで一番反響が大きかった記事である、

今、日本で起きていることの傾向と対策。 | カジケンブログ

を、冒頭で全文掲載頂いています。

 

あの記事では、今後の対策案として下記の4パターンに整理しました。

 

1) 価値観変えないぜ x 能力は自信なし = スキルを磨いて能力アップ!
2) 価値観変えないぜ x 能力に自信あり = グローバル企業で活躍 or 新興国で金稼ごう!
3) 価値観変えてみる x 能力は自信なし = 個人 or 誰かと共に生活コストを下げつつ、色んなやり方を試してみる!
4) 価値観変えてみる x 能力に自信あり = 新しい社会の仕組みを創ってみる!

 

この本では、 2) と 4) について湯川鶴章さんのTechWave コミュニティに集まるメンバーの、文字通り現在進行形での実践例が収録されています。




また、この本の副題は、人とつながって情報発信するコミュニティ型生き方の秘訣、です。

かつて堺屋太一さんは、人の繋がりの変遷を、血縁社会、地縁社会、職縁社会と名付け、これからは好縁社会になるだろうと喝破しました。

ネットの浸透により、人同士が繋がることが昔よりも遥かに簡単になった現代において、まさにこれはコミュニティのことを指すのではないかと個人的に思っています。

また、コミュニティの重要性については、今回の共著者の一人でもある跡部徹さんの紹介文が、とても分かりやすいと思います。以下、抜粋。

閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。 | 空気読み一人シンクタンク

– この『閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。』という不思議なタイトルの本も、悩んでいるのであれば一人で悩むのではなくコミュニティに飛び込んでみることを提言しています。

– 面白い人の周りには面白い人が集まります。同じコミュニティとして集まる同志からの影響は大きく、自分を引き上げてくれる力があります。

– だからこそ、自分が影響を受ける「コミュニティ」を選ぶことがより重要になってきます。それは住む場所も、仕事をする上で所属する所も、一緒に余暇を過ごす仲間にもあてはまります。

– 震災後、僕らが痛感した「人間の自然に対する無力さ」「自分は、一人では生きられないちっぽけな存在」ということを忘れてはいけません。一方で、行政や国に頼ってばかりではなく、自分たちで生活を良くしていくという覚悟も必要です。その時に力を発揮するのが「コミュニティ」だと信じています。

本当に同感です。

ということで、ご興味ある方はぜひご一読いただければ幸いです。いつでもご感想お聞かせください。



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目次:

『閉塞感のある君へ。こっちへおいでよ。』
人とつながって情報発信するコミュニティ型生き方の秘訣

はじめに 運のいい人の周りには運のいい人が集まる法則

PART1

<日本の未来は「アジアでビジネス、日本でソーシャル」 湯川鶴章>

今、日本で起きていることの傾向と対策 梶原健司
若者よ アジアのウミガメとなれ 加藤順彦ポール
家族ノマドライフのすすめ 板羽宣人

自分らしく生きる人の裾野が広がってきた
人と人を結びつけることを仕事にした人
高生命エネルギー体になれば、人が引き寄せられるようになる
謙遜しないで褒め言葉を素直に受け取ろう
自分のホントの凄さは自分ではわからない
価値になると思わなかった部分が「オモロさ」になる
無限ループで自分の「オモロさ」を極める
ネットワークでつながった時代は「オモロさ」が武器
「オモロさ」と社会のニーズをつなげる
社会は変わる。自分も変わる。「オモロさ」の合わせ技で行こう
人とのつながりで能力が乗数的に増えていく
忍び寄るネガティブゾーンの罠に「待った!」
意識的に固定概念を外して自分の世界を広げよう
人とのつながりで自分らしい生き方を実現する時代が来ている

PART2

<こっちはこんなに楽しいよ−実践者たちの活躍>

ソーシャル時代のシューカツ。偏差値低くても企業から誘いがきた! 岡俊輔
出馬決意後10日後で当選!ソーシャル選挙顛末記 横田親
21世紀の大国、中国から逃げるな 北野博(仮名)
アジャイル中国生活で見えた「アジアの中の日本人」とは? 高野元
現地語できません。でも、日本からビジネスできました 矢澤修
経済縮小、所得減少は避けられません 谷口賢吾
「評価経済」ってあるんですよ 長津孝輔
何でも手作り。フィンランドに見る日本の未来の可能性 小菅祥之
社会の当たり前から脱藩する!?「脱藩学」 跡部徹
メディアからコミュニティになったTechWave
社会の変化を議論できるパワーあふれる場
1 TechWaveコミュニティとは何なのか?
2 事務局から見たTechWave塾コミュニティ
設定した高額な受講料がフィルターとなり、コミュニティが成功
今後のコミュニティがどうなるかはまだ実験段階
おわりに




影響力について。

今日は雑感です。

毎日こうやってブログを書いていると、少しずつですが他ブログの文章の見え方が変わってきました。

タイトルの付け方、本文のロジック、全体の構成、単語の選び方、一文の長さ、抽象的/具体的な表現のバランスなど、今まで一読者として全く意識していなかったことが、目につくように。(全然このブログに反映されてませんが・・・) 続きを読む «影響力について。»

その選択は果たしてどの程度自分の意志なのか。

ここしばらく、Bot、Botウルサイな、こいつは!と思われているかも知れませんが、今日も書いちゃいます。カジケンです。はい。

↓Botについての話はこちら。
理想のメンターと対話する仕組み。 | カジケンブログ


かつての侍ハードラー、引退後のいまは、走る哲人というか哲学者のように非常に深い洞察を、著作やTwitterで発信している為末大さん。

今朝たまたまこんなつぶやきをしていました。
一連の【自分はどの程度自由か】についてつぶやきの中から抜粋します。



おそらく同じように感じる方いらっしゃると思います。もちろん私も。

大前研一さんの有名な「人が変わるには3つしかない。(時間配分を変える、住む場所を変える、つきあう人を変える。)」が典型例ですが、人間は外的環境から様々な影響を受けています。

自分が自覚的に取り込んでいる影響は良いのですが、厄介なのは無自覚なもの。 テレビや新聞などのマスメディアは世論形成に強い影響を与えますが、マスメディアの発する価値観や捉え方が無意識の内に自分の意見に刷り込まれていることに、意外と多くの人は自覚がありません。

自分が一日で経験することを完璧には思い出せないのと同じように、極端なことを言えば、自分が触れるあらゆる情報とそれらから受ける影響を、批判的に意識し続けられる人はだれもおらず、どんな人でも必ず何かしら無意識な影響を受けてしまう部分は残るのでしょう。

しかし、だからこそ自分が影響を受けたいリソース(人、言葉、書物など)を「自覚的に」選択していくことが大事なのだと思います。

無意識に刷り込まされるのではなく、意識的に自分が望む影響を自分自身に刷り込んでいく。触れる情報からの影響は無自覚でも、情報源の選択自体は自覚的にできるはず。(もちろんその選択自体も過去の影響を何かしら受けているわけですが、自由意志とは何かというテーマには今日は触れません)

上記でご紹介した大前さんの人が変わるには・・・の一つ目、時間配分を変えるという意味では、どの情報源に対して、日々どれぐらいの時間触れるのか、を意識的に変えてみる。

私の場合は自分が影響を受けたい思考、思想を体現した言葉をTwitterのBotにつぶやかせる形ですが、別に自分に合った仕組みであればなんだっていい。

これだけ情報が溢れる時代においては、それぐらいの姿勢を取っても良いのではないか、と思っています。

人生は選択の積み重ねであり、その選択の一つ一つに出来る限り自分の意志を込めたいものです。




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